-
埼玉県川口市を中心に、県内全域および東京都で活躍している内装屋「ハウスインテリアNAIBIS」の代表・押田祥明(おしだ・よしあき)さん。
平成2年生まれの、若き職人です。
内装業を営んでいた父の影響で、18歳のころから仕事をはじめ、ゼネコンなどの勤務を経て、2018年に独立しました。
独立した理由を伺うと「お客さん目線で仕事をしたかったんです」とのお答え。
現在ではひとり現場が多く、工事の内容や現場の状況によって1、2名の仲間をくわえて作業にあたっています。
リフォーム・新築の別を問わず、また規模の大小に関わらず、内装の仕事を請けているとのことです。
埼玉県川口市を中心に、県内全域および東京都で活躍している内装屋「ハウスインテリアNAIBIS」の代表・押田祥明(おしだ・よしあき)さん。
平成2年生まれの、若き職人です。
内装業を営んでいた父の影響で、18歳のころから仕事をはじめ、ゼネコンなどの勤務を経て、2018年に独立しました。
独立した理由を伺うと「お客さん目線で仕事をしたかったんです」とのお答え。
現在ではひとり現場が多く、工事の内容や現場の状況によって1、2名の仲間をくわえて作業にあたっています。
リフォーム・新築の別を問わず、また規模の大小に関わらず、内装の仕事を請けているとのことです。
-
お伺いした現場は千葉県・市川市にある集合住宅の一室。
オーナーさんが、売りに出す前に部屋をきれいにしておきたいとのことで、天井・壁・床のリフォームを依頼されたそうです。
昼過ぎに現場に着くと、すでに天井と、壁の大部分はクロスが貼られていました。
いっしょに作業することの多い仲間、大沢さんとのふたり現場で、剥がす作業からはじめてこの日のうちに作業が終わる予定とのことです。
お伺いした現場は千葉県・市川市にある集合住宅の一室。
オーナーさんが、売りに出す前に部屋をきれいにしておきたいとのことで、天井・壁・床のリフォームを依頼されたそうです。
昼過ぎに現場に着くと、すでに天井と、壁の大部分はクロスが貼られていました。
いっしょに作業することの多い仲間、大沢さんとのふたり現場で、剥がす作業からはじめてこの日のうちに作業が終わる予定とのことです。
-
内装職人が口を揃えて言うことが、下地の重要性です。
下地が凸凹していたのでは、クロスをきれいに貼ることはできません。
とくにリフォームの場合、下地が傷んでいるのはよくあること。
押田さんはクロス用のパテで下地を調整していました。
この現場でも、下地調整にはかなり手間がかかったそうです。
エアコンにはしっかり養生がされていました。
「クロスの糊がつくと、落とすのが大変なんです」と押田さん。
細かいところまで気配りがされています。
内装職人が口を揃えて言うことが、下地の重要性です。
下地が凸凹していたのでは、クロスをきれいに貼ることはできません。
とくにリフォームの場合、下地が傷んでいるのはよくあること。
押田さんはクロス用のパテで下地を調整していました。
この現場でも、下地調整にはかなり手間がかかったそうです。
エアコンにはしっかり養生がされていました。
「クロスの糊がつくと、落とすのが大変なんです」と押田さん。
細かいところまで気配りがされています。
-
壁の寸法を計り、クロスを貼っていく押田さん。
糊付きのクロスを貼り、地ベラや撫でバケで壁にしっかり密着させます。
押田さんは無駄のない動きで作業を進めます。
最近は、DIYのクロス貼りにチャレンジされる方も多いようですが、この手際と、最後の仕上がりを見れば「プロに頼んだほうがいい」と誰もが思うはずです。
壁の寸法を計り、クロスを貼っていく押田さん。
糊付きのクロスを貼り、地ベラや撫でバケで壁にしっかり密着させます。
押田さんは無駄のない動きで作業を進めます。
最近は、DIYのクロス貼りにチャレンジされる方も多いようですが、この手際と、最後の仕上がりを見れば「プロに頼んだほうがいい」と誰もが思うはずです。
-
クロスを貼ったら、切りしろの処理。
地ベラで押さえ、カッターできれいにカットしていきます。
この作業では、カッターの切れ味が命。
押田さんに限らず、内装職人は、少しでも切れ味が悪くなったと感じたらカッターの刃先を折っていきます。
クロスが重なる部分は、重ねた状態でカットし、継ぎ目をローラーでしっかり押さえます。
ぱっと見では継ぎ目がわからないくらい、きれいに仕上げるのがプロの仕事です。
クロスを貼ったら、切りしろの処理。
地ベラで押さえ、カッターできれいにカットしていきます。
この作業では、カッターの切れ味が命。
押田さんに限らず、内装職人は、少しでも切れ味が悪くなったと感じたらカッターの刃先を折っていきます。
クロスが重なる部分は、重ねた状態でカットし、継ぎ目をローラーでしっかり押さえます。
ぱっと見では継ぎ目がわからないくらい、きれいに仕上げるのがプロの仕事です。
-
クロス貼りが終わったら、カーペットの張り替えです。
古いカーペットを剥がしていく押田さん。
剥がし終わったら、箒でゴミやチリを取り除きます。
今回は予算の都合もあって、カーペットの下に敷かれているフェルトはそのままです。
ただ、本来はフェルトも同時に交換するのが基本なんだとか。
長年使われてきたフェルトはへたっているので、上のカーペットだけを交換しても、クッション性があまりよくならないんだそうです。
クロス貼りが終わったら、カーペットの張り替えです。
古いカーペットを剥がしていく押田さん。
剥がし終わったら、箒でゴミやチリを取り除きます。
今回は予算の都合もあって、カーペットの下に敷かれているフェルトはそのままです。
ただ、本来はフェルトも同時に交換するのが基本なんだとか。
長年使われてきたフェルトはへたっているので、上のカーペットだけを交換しても、クッション性があまりよくならないんだそうです。
-
大沢さんとふたりで新しいカーペットを運び込みます。
廊下が狭いとカーペットを運ぶのも大変ですね。
「こんなふうに、狭い現場だとかえって人手が必要になることもあるんです」と押田さん。
床に敷いたカーペットは荒切りし、「キッカー」という工具で床の周囲に設置されているグリッパー(針が打たれた材)に引っ掛けます。
その後、余分を「トリマー」という専用のカッターで切り落とし、最後にもう一度キッカーでカーペットの周囲を押さえます。
大沢さんとふたりで新しいカーペットを運び込みます。
廊下が狭いとカーペットを運ぶのも大変ですね。
「こんなふうに、狭い現場だとかえって人手が必要になることもあるんです」と押田さん。
床に敷いたカーペットは荒切りし、「キッカー」という工具で床の周囲に設置されているグリッパー(針が打たれた材)に引っ掛けます。
その後、余分を「トリマー」という専用のカッターで切り落とし、最後にもう一度キッカーでカーペットの周囲を押さえます。
-
巾木を貼って、午後3時前には工事完了。
手際の良さは、さすがプロ!といったところです。
作業後は仕上がりをしっかりチェックします。
「最後に見直しすることが大切なんです」と押田さん。
さらに工事した室内はもちろん、廊下まで掃除。
「お客さん目線」で仕事をしていることがよく分かりますね!
床はカーペットからクッションフロア、フロアタイル、フローリング、壁はダイノックも。
新築戸建ての工事経験が豊富なこともあって、ほぼすべての資材を扱うことができるのも押田さんの強みです。
内装リフォームは、押田さんに相談してみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)
巾木を貼って、午後3時前には工事完了。
手際の良さは、さすがプロ!といったところです。
作業後は仕上がりをしっかりチェックします。
「最後に見直しすることが大切なんです」と押田さん。
さらに工事した室内はもちろん、廊下まで掃除。
「お客さん目線」で仕事をしていることがよく分かりますね!
床はカーペットからクッションフロア、フロアタイル、フローリング、壁はダイノックも。
新築戸建ての工事経験が豊富なこともあって、ほぼすべての資材を扱うことができるのも押田さんの強みです。
内装リフォームは、押田さんに相談してみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)