埼玉県ふじみ野市　　事務所のリフォーム工事

木村さんは『ウェルスチール(屋号)』に所属する一人親方（一人親方とは建設業や林業における個人事業主を表します。）です。

埼玉県ふじみ野市ご出身の木村さんは同じく左官屋をしていたお父さんの影響で左官職人の道に進んだそうです。
左官職人を始めたのは15歳の頃からとのことで、現在36歳の木村さんは人生の半分以上を左官職人として生きてまいりました。
36歳という若さですでに20年ほどの経験がある木村さんは、左官職人としての確
かな技術力と豊富な現場経験を兼ね備えています。

若さと技術力と現場経験を兼ね備えた木村さんはテキパキと作業を進めていきます。

今回の現場のように２色のジョリパットで仕上げる際には、複数人で作業をしてしまうと模様にムラが出来てしまうため、一人で仕上げないといけないそうです。

ジョリパットは一度塗り始めたら作業を中断することは出来ないと仰っていました。
２色塗りでやり直しも出来ないため集中力と一発勝負をする技術力が問われます。

そんな中、木村さんは壁一面を20分弱でテキパキと仕上げていました。
作業中の表情は先ほどまでの穏やかな表情とは一変し、とても真剣な眼差しでジョリパットと向き合っていました。

後から聞いた話ですが、ウェルスチールの普段ジョリパットを扱わない方が試し塗りをした際には青一色に染まってしまったそうで、２色を綺麗なグラデーションで仕上げることの難しさを知りました。

私はカメラマンになる前に新築工事の現場監督をしていました。
大工さんや鉄筋屋さん、鳶職人など色々な方とお会いしてきましたが、一番優しい方（優しい方と言ってしまうと角を立ててしまうかもしれませんが…）が多いのは個人の経験則ですが左官職人の皆さんでした。

木村さんも例に漏れず、とても穏やかで優しい方だと言うのがお会いしてすぐ分かりました。
会社の人からは「きむにい」と呼ばれており、親しみやすさが滲み出ているような方です。

初対面でもとても話しやすく、リフォームのご相談などをしたい場合などでも気軽に相談しやすいと思います。
木村さん自身も親身になって相談に乗ってくれること間違い無しです。

木村さんは「お客様第一」を一番大切にしています。
「職人の世界も長くやっていると、自分のやり方が正解と思い込み、独りよがりになってしまう。最終的にはお客様に納得していただいて、喜んでいただかないと意味が無い。」と、仰っており、お客様の声をとても大切にしていることが話を聞いて伝わってきました。

現在は一人親方として一人で仕事をしている為、今後は一緒に仕事をしてくれる仲間を増やしてもっと大きな現場をやっていきたいと今後の目標を教えてくれました。

木村さんは埼玉県を中心に東京等や神奈川県などの関東地方を主に活動エリアとしています。
埼玉県出身で生まれ育った埼玉県で活躍する木村さん。
左官職人を探している方はぜひ木村さんにご相談してみてはいかがでしょうか。
確かな腕前と、穏やかで素敵な人柄を保証いたします。





取材・撮影＝安達カメラマン