群馬県高崎市　　外構・エクステリア展示場の工事

ご紹介するのは群馬県高崎市の建設業「ヤマトMIRAI」の代表・山口義則（やまぐち・よしのり）さんです。

1964（昭和39）年、高崎市に生まれた山口さんは、19歳のころに建築業界に就職。
23歳のときに外構・エクステリア工事の職人として独立し、数多くの現場を経験したのち、2004（平成18）年に同社を設立したそうです。

もともと外構・エクステリア工事がメインでしたが、建築士の資格をもつ社員がいたことから新築・リフォーム工事まで仕事の幅を広げ、現在では家に関わるほとんどすべての工事を請け負っています。

この展示場は、山口さんと、社員の横堀 一（よこぼり・はじめ）さんのふたりでつくったもの。
フェンスや、奥のパビリオン（東屋）も手作りなんだそうです。

「もちろんアルミ製などのメーカー既製品のほうが耐久性は上ですが、こういうのも手作り感があっていいですよね」。

展示場には、一般的にはあまり流通していない琉球石灰岩が置かれています。
年に２回ほど石垣島へ行くという山口さんが、その雰囲気に惚れ込んで仕入れているのだとか。
パームツリーなどの植木とともに、展示場で販売する予定もあるそうです。

もっとも、現場に出られるのがふたりだけでは、さまざまな工事に対応することはできません。
山口さんは、自らは窓口となってお客さんに対応し、必要な職人さんを集めることで、数多くの工事を行なっているそうです。

「職人さんって、口下手だったり、お客さんとの対応が苦手だったりする方が多いんですよね」。
そんな職人さんたちとお客さんの橋渡しをするのが、自分の仕事だといいます。

もちろん、ハウスメーカーの営業マンとは違い、山口さんは現場を知る職人のひとり。
声をかける職人さんたちも、付き合いの長い、信頼できる方たちばかりということなので、安心して依頼できますね！

山口さんの出張範囲は群馬県全域と埼玉県北部。
外構・エクステリア工事を中心に、あらゆるリフォームの窓口となってくれます。

また、今回紹介した展示場のような、南国の雰囲気たっぷりの庭づくりは、山口さんのウリのひとつ。
外構や建物だけでなく、家のトータルデザインを提案することも可能です。
興味をもたれた方は、一度、展示場に足を運び、山口さんとご相談されてみてはいかがでしょうか？

＊取材・文＝加藤康一（Freewheel Inc.）