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群馬県高崎市のお客様宅にお邪魔しました。
今回の施工を手掛けるのは、地元・高崎市を拠点に北関東エリアで住宅工事を請け負う齊藤建築の齊藤達彦さん。
今回の工事内容は、アプローチ部分のウッドデッキ新設です。
全体の工期はおよそ1週間。
取材に伺ったこの日は、いよいよ最後の仕上げ作業──幕板(まくいた=ウッドデッキの側面を覆う仕上げの板)を取り付ける工程でした。
現場に到着した齊藤さんは、作業着に腰袋を装着し、手慣れた様子で道具を並べていきます。
群馬県高崎市のお客様宅にお邪魔しました。
今回の施工を手掛けるのは、地元・高崎市を拠点に北関東エリアで住宅工事を請け負う齊藤建築の齊藤達彦さん。
今回の工事内容は、アプローチ部分のウッドデッキ新設です。
全体の工期はおよそ1週間。
取材に伺ったこの日は、いよいよ最後の仕上げ作業──幕板(まくいた=ウッドデッキの側面を覆う仕上げの板)を取り付ける工程でした。
現場に到着した齊藤さんは、作業着に腰袋を装着し、手慣れた様子で道具を並べていきます。
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職人歴22年──ものづくりが好きだった少年時代
齊藤建築の齊藤達彦さんは、職人歴22年を数えるベテランの大工さんです。
お父さんも大工だったことから、幼い頃からその背中を見て育ちました。
「小さい頃から図工の時間が好きだったし、ものづくりっていうのは多分好きだったと思います」と当時を振り返ります。
父親の姿に憧れ、自然と同じ道を志した齊藤さん。現在42歳ですが、「どこの現場に行っても自分が若手になっちゃう」というほど、大工業界では若い世代の職人が少なくなっているそう。
だからこそ、一つ一つの現場に真剣に向き合い、お客様に喜んでいただける仕事を積み重ねていきたい──そんな思いが言葉の端々からにじんでいました。
職人歴22年──ものづくりが好きだった少年時代
齊藤建築の齊藤達彦さんは、職人歴22年を数えるベテランの大工さんです。
お父さんも大工だったことから、幼い頃からその背中を見て育ちました。
「小さい頃から図工の時間が好きだったし、ものづくりっていうのは多分好きだったと思います」と当時を振り返ります。
父親の姿に憧れ、自然と同じ道を志した齊藤さん。現在42歳ですが、「どこの現場に行っても自分が若手になっちゃう」というほど、大工業界では若い世代の職人が少なくなっているそう。
だからこそ、一つ一つの現場に真剣に向き合い、お客様に喜んでいただける仕事を積み重ねていきたい──そんな思いが言葉の端々からにじんでいました。
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早くて丁寧──妥協しない職人の仕事哲学
仕事をする上で大切にしていることを尋ねると、齊藤さんは少し間を置いてから「早くて丁寧」と答えてくれました。
一見矛盾するようにも聞こえるこの言葉に、齊藤さんは強いこだわりを持っています。
「自分が納得いくまで、何回でもやり直す。“これでいいや”みたいな妥協はしない」
過去にはやむを得ず妥協した現場もあったそうで、「たまに思い返すと、ちょっと後悔するときがある。巻き戻せるなら時を戻してやり直したい」と率直に語ってくれました。
最近はスピード重視の風潮が強まる中で、「ラーメン屋じゃないんだから、家の回転率を上げるようなことをしたらとんでもない」と笑います。
一つ一つ丁寧に、しっかりと。それが職人・齊藤達彦さんの揺るがないスタンスです。
早くて丁寧──妥協しない職人の仕事哲学
仕事をする上で大切にしていることを尋ねると、齊藤さんは少し間を置いてから「早くて丁寧」と答えてくれました。
一見矛盾するようにも聞こえるこの言葉に、齊藤さんは強いこだわりを持っています。
「自分が納得いくまで、何回でもやり直す。“これでいいや”みたいな妥協はしない」
過去にはやむを得ず妥協した現場もあったそうで、「たまに思い返すと、ちょっと後悔するときがある。巻き戻せるなら時を戻してやり直したい」と率直に語ってくれました。
最近はスピード重視の風潮が強まる中で、「ラーメン屋じゃないんだから、家の回転率を上げるようなことをしたらとんでもない」と笑います。
一つ一つ丁寧に、しっかりと。それが職人・齊藤達彦さんの揺るがないスタンスです。
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マキタのスライド丸ノコで正確にカット
齊藤さんが手に取ったのは、マキタのスライド丸ノコ。卓上に設置して木材を正確にカットする電動工具です。
刃の角度を自在に変えられるだけでなく、台座の円盤自体も回転するため、さまざまな角度での切断が可能。
「道具は全部マキタ製ですね」と齊藤さん。 長い木材をスパッと切り分けていく手つきには、22年の職人キャリアが生んだ安定感があります。
4メートルもあるヒノキの板を、ウッドデッキの縁に合わせて次々とカットしていく様子は、見ていて気持ちがいいほどでした。
マキタのスライド丸ノコで正確にカット
齊藤さんが手に取ったのは、マキタのスライド丸ノコ。卓上に設置して木材を正確にカットする電動工具です。
刃の角度を自在に変えられるだけでなく、台座の円盤自体も回転するため、さまざまな角度での切断が可能。
「道具は全部マキタ製ですね」と齊藤さん。 長い木材をスパッと切り分けていく手つきには、22年の職人キャリアが生んだ安定感があります。
4メートルもあるヒノキの板を、ウッドデッキの縁に合わせて次々とカットしていく様子は、見ていて気持ちがいいほどでした。
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素材はヒノキ──コスパと耐久性の絶妙なバランス
今回のウッドデッキに使われているのはヒノキ材。近くに寄るとふわりといい香りが漂います。
ウッドデッキに使う木には、東南アジア産のハードウッド(非常に硬い木材の総称)という選択肢もありますが、齊藤さんがヒノキを選んだ理由は明快です。
「ヒノキの木目が好きだし、値段も抑えめで持ちもいい」 ハードウッドは塗装なしでも10〜15年持つ優れた素材ですが、価格はヒノキの約3倍。今回の施工量で比較すると、ヒノキなら約8万円のところ、ハードウッドでは約30万円にもなるとのこと。
「お客さんのご要望とご予算に合わせて、柔軟に木材を選んで施工します」 高崎市でウッドデッキの新設を検討中の方にとっても、こうした大工ならではのプロ目線の提案は心強いのではないでしょうか?
素材はヒノキ──コスパと耐久性の絶妙なバランス
今回のウッドデッキに使われているのはヒノキ材。近くに寄るとふわりといい香りが漂います。
ウッドデッキに使う木には、東南アジア産のハードウッド(非常に硬い木材の総称)という選択肢もありますが、齊藤さんがヒノキを選んだ理由は明快です。
「ヒノキの木目が好きだし、値段も抑えめで持ちもいい」 ハードウッドは塗装なしでも10〜15年持つ優れた素材ですが、価格はヒノキの約3倍。今回の施工量で比較すると、ヒノキなら約8万円のところ、ハードウッドでは約30万円にもなるとのこと。
「お客さんのご要望とご予算に合わせて、柔軟に木材を選んで施工します」 高崎市でウッドデッキの新設を検討中の方にとっても、こうした大工ならではのプロ目線の提案は心強いのではないでしょうか?
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隙間を作らない──幕板取り付けの職人技
いよいよ本日のメイン作業、幕板の取り付けに入ります。
齊藤さんはインパクトドライバーでビスを打ちながら、一枚一枚丁寧に固定していきます。
「こだわり? なるべく隙間がないように。隙間があるとみっともないから」
板と板の間にわずかな段差や隙間ができないよう、何度も位置を微調整してから固定する姿は、まさに職人の仕事。
固定する前に「ちゃんと落ち着くように」と木材の収まりを確認し、納得してから次の工程に進む──その几帳面さに、齊藤さんの大工としての矜持がにじみ出ていました。
隙間を作らない──幕板取り付けの職人技
いよいよ本日のメイン作業、幕板の取り付けに入ります。
齊藤さんはインパクトドライバーでビスを打ちながら、一枚一枚丁寧に固定していきます。
「こだわり? なるべく隙間がないように。隙間があるとみっともないから」
板と板の間にわずかな段差や隙間ができないよう、何度も位置を微調整してから固定する姿は、まさに職人の仕事。
固定する前に「ちゃんと落ち着くように」と木材の収まりを確認し、納得してから次の工程に進む──その几帳面さに、齊藤さんの大工としての矜持がにじみ出ていました。
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見えないところこそ手を抜かない──シロアリ消毒
幕板を取り付ける前に、齊藤さんが欠かさず行っていたのがシロアリの防蟻(ぼうぎ)処理です。
板で覆われてしまえば目に見えなくなる部分ですが、「木を使う以上、シロアリはどうしても寄ってくるから、絶対消毒しておかないと」と齊藤さん。
隠れてしまう箇所にもしっかりと薬剤を塗布していきます。ヒノキはもともと耐久性の高い木材ですが、こうした防蟻処理をしたうえで定期的に塗装メンテナンスを行えば、10年程度は十分に持つとのこと。
ウッドデッキは完成後の見た目だけが注目されがちですが、こうした見えない部分の丁寧な仕事こそ、職人に依頼する最大のメリットではないでしょうか?
見えないところこそ手を抜かない──シロアリ消毒
幕板を取り付ける前に、齊藤さんが欠かさず行っていたのがシロアリの防蟻(ぼうぎ)処理です。
板で覆われてしまえば目に見えなくなる部分ですが、「木を使う以上、シロアリはどうしても寄ってくるから、絶対消毒しておかないと」と齊藤さん。
隠れてしまう箇所にもしっかりと薬剤を塗布していきます。ヒノキはもともと耐久性の高い木材ですが、こうした防蟻処理をしたうえで定期的に塗装メンテナンスを行えば、10年程度は十分に持つとのこと。
ウッドデッキは完成後の見た目だけが注目されがちですが、こうした見えない部分の丁寧な仕事こそ、職人に依頼する最大のメリットではないでしょうか?
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面取り──小さなひと手間が完成度を上げる
木材の角を少し丸く削る「面取り」の作業にも立ち会うことができました。角が立ったままだと見た目が粗いだけでなく、手で触れたときに怪我をする危険もあります。
齊藤さんは「角が立ってるんで面を取ってます」とさらりと説明してくれましたが、こうした細かいひと手間の積み重ねが、ウッドデッキの仕上がりの完成度を大きく左右するのです。
ちなみに、大工といえばカンナとトンカチのイメージがありますが、齊藤さんによると「今の家は木目のプリントが貼ってある建材がほとんどだから、カンナを出すタイミングがない」のだそう。
無垢の木を日常的に扱う大工だからこそ残る、貴重な職人技でもあります。
面取り──小さなひと手間が完成度を上げる
木材の角を少し丸く削る「面取り」の作業にも立ち会うことができました。角が立ったままだと見た目が粗いだけでなく、手で触れたときに怪我をする危険もあります。
齊藤さんは「角が立ってるんで面を取ってます」とさらりと説明してくれましたが、こうした細かいひと手間の積み重ねが、ウッドデッキの仕上がりの完成度を大きく左右するのです。
ちなみに、大工といえばカンナとトンカチのイメージがありますが、齊藤さんによると「今の家は木目のプリントが貼ってある建材がほとんどだから、カンナを出すタイミングがない」のだそう。
無垢の木を日常的に扱う大工だからこそ残る、貴重な職人技でもあります。
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お客様のイメージを一から形にする大工の強み
齊藤建築の一番の強みは、「お客様のイメージを一から自由に設計して、一緒に作り上げていくことができる」こと。
大手ハウスメーカーではテンプレートの中から選ぶスタイルが一般的ですが、齊藤さんの場合は間取りやデザインから一緒に打ち合わせをしながら進めていきます。
「うちはテンプレートで作ってない。一からお客さんと打ち合わせしながら、こだわって作っていく」
ウッドデッキの新設はもちろん、古民家を活用したカフェへの改装や、中古住宅のフルリノベーションなど、柔軟に対応できるのが個人の大工ならではの強み。
高崎市で住まいのことでお悩みの方にとって、こうした自由度の高さは大きな魅力ではないでしょうか?
お客様のイメージを一から形にする大工の強み
齊藤建築の一番の強みは、「お客様のイメージを一から自由に設計して、一緒に作り上げていくことができる」こと。
大手ハウスメーカーではテンプレートの中から選ぶスタイルが一般的ですが、齊藤さんの場合は間取りやデザインから一緒に打ち合わせをしながら進めていきます。
「うちはテンプレートで作ってない。一からお客さんと打ち合わせしながら、こだわって作っていく」
ウッドデッキの新設はもちろん、古民家を活用したカフェへの改装や、中古住宅のフルリノベーションなど、柔軟に対応できるのが個人の大工ならではの強み。
高崎市で住まいのことでお悩みの方にとって、こうした自由度の高さは大きな魅力ではないでしょうか?
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現場をきれいに──いい仕事への近道
省いてはいけないこだわりの工程を尋ねると、齊藤さんからは意外な答えが返ってきました。
「常に現場をきれいに掃除、整理整頓。それがいい仕事につながっていると思ってるんで」
派手な技術の話ではなく、日々の基本を大事にする姿勢。作業で特に気をつけているポイントは? という質問にも
「まずは怪我しないように安全第一。あとはお客さんのイメージを形にできるように、そこには本当に気を使っています」
地道な積み重ねこそが、22年間の職人人生を支えてきた土台なのだと感じます。
現場をきれいに──いい仕事への近道
省いてはいけないこだわりの工程を尋ねると、齊藤さんからは意外な答えが返ってきました。
「常に現場をきれいに掃除、整理整頓。それがいい仕事につながっていると思ってるんで」
派手な技術の話ではなく、日々の基本を大事にする姿勢。作業で特に気をつけているポイントは? という質問にも
「まずは怪我しないように安全第一。あとはお客さんのイメージを形にできるように、そこには本当に気を使っています」
地道な積み重ねこそが、22年間の職人人生を支えてきた土台なのだと感じます。
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同時施工でお得に──職人ならではの提案力
取材中、「同時にやるとお得になる工事はありますか?」と聞いてみました。すると齊藤さんから具体的な例が。
「例えば外壁を塗り替えるときに足場をかけるじゃないですか。足場をかければ雨どいや屋根の塗装もできるので、そういう場合はもちろん割引もできます」
足場の設置費用は決して安くありませんが、一度かけてしまえば複数の作業をまとめて行える。お客様にとっては大きなコストメリットになります。
ウッドデッキの新設と合わせて外まわりの工事も検討されている方は、ぜひ齊藤さんに相談してみてください。
住宅のことなら幅広く対応できる大工だからこそ、思わぬお得プランを提案してもらえるかもしれません。
同時施工でお得に──職人ならではの提案力
取材中、「同時にやるとお得になる工事はありますか?」と聞いてみました。すると齊藤さんから具体的な例が。
「例えば外壁を塗り替えるときに足場をかけるじゃないですか。足場をかければ雨どいや屋根の塗装もできるので、そういう場合はもちろん割引もできます」
足場の設置費用は決して安くありませんが、一度かけてしまえば複数の作業をまとめて行える。お客様にとっては大きなコストメリットになります。
ウッドデッキの新設と合わせて外まわりの工事も検討されている方は、ぜひ齊藤さんに相談してみてください。
住宅のことなら幅広く対応できる大工だからこそ、思わぬお得プランを提案してもらえるかもしれません。
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くしゃくしゃの笑顔──口下手な職人の誠実さ
インタビュー中、齊藤さんは一つ一つの質問にじっくり考えてから言葉を選んで答えてくれました。
「選ぶっていうか、出てこないんです」と本人は照れますが、その口下手さがかえって誠実さを伝えてくれます。
取材者が「くしゃくしゃの笑顔がギャップですね」と伝えると、「本当は気弱で」と苦笑い。見た目のいかつさとは裏腹に、話してみるととても話しやすい職人さんでした。
お仕事は知り合いからの紹介が多く、「齊藤さんに頼むといい工事してくれるよ」という口コミで広がってきたそうです。
最後に地域のお客様へメッセージをお願いすると、こう答えてくれました。
「住宅のことなら基本的には何でも相談を受けて、施工もできるので、お気軽に。一生懸命とにかくやりますので、お仕事があればご連絡いただければと思います」
高崎市でウッドデッキの新設や住まいのお悩みをお持ちの方、ぜひ一度、齊藤建築の大工・齊藤達彦さんに相談してみてはいかがでしょうか?
取材・撮影:山崎勇輝
くしゃくしゃの笑顔──口下手な職人の誠実さ
インタビュー中、齊藤さんは一つ一つの質問にじっくり考えてから言葉を選んで答えてくれました。
「選ぶっていうか、出てこないんです」と本人は照れますが、その口下手さがかえって誠実さを伝えてくれます。
取材者が「くしゃくしゃの笑顔がギャップですね」と伝えると、「本当は気弱で」と苦笑い。見た目のいかつさとは裏腹に、話してみるととても話しやすい職人さんでした。
お仕事は知り合いからの紹介が多く、「齊藤さんに頼むといい工事してくれるよ」という口コミで広がってきたそうです。
最後に地域のお客様へメッセージをお願いすると、こう答えてくれました。
「住宅のことなら基本的には何でも相談を受けて、施工もできるので、お気軽に。一生懸命とにかくやりますので、お仕事があればご連絡いただければと思います」
高崎市でウッドデッキの新設や住まいのお悩みをお持ちの方、ぜひ一度、齊藤建築の大工・齊藤達彦さんに相談してみてはいかがでしょうか?
取材・撮影:山崎勇輝