群馬県太田市　　一軒家の内装フルリフォーム

今回は、群馬県太田市をメインに内装やリフォーム業を行う、小林工務店様の施工現場にお伺いし、施工や会社、代表の小林さんについてなどお客様が気になることを代わりに聞いてきました！

今回の現場は、群馬県太田市。小林代表の地元であり、お仕事の拠点です。
今回は、一軒家のご自宅でした。内装をフルリフォームする工事です。
築10数年のご自宅で、比較的綺麗な状態でした！

見えている部分は全て取り替えや上から新しいものを重ねる工事でした。
トイレやお風呂はすでに完了していました。一部壁の解体と床のフローリング資材を貼るのが今日の作業でした。
まず、ノリを床にコテでムラなく均一に塗っていきます。
その後、細長いフローリング資材を部屋の端から、貼っていきます。
部屋の形やサイズに合わせて、カッターでカットしながら、ぴったりのサイズを貼っていました。

■15歳で内装を始めたきっかけは何だったんですか？

内装の親方の子供が歳が近くて遊んでいたんです。
中学2年生の夏休み。その子と遊んでいた時に、現場にアルバイトでこないか？と言われたのが最初でした。面白かったんですが将来の仕事にするまでは正直思っていなかったです。ただ親方が作業の動きを見ていたのか、中学3年生の時に、暇な時間があるならこいと親方に誘われました。
興味があったので行ったのが内装の世界に入って行った最初です。


■高校の3年間はどんな生活でしたか？

その時は高校に行く意味が感じられなかったんですが、両親に高校の卒業資格は持っておけとアドバイスを受け通信制の高校へ。夜や朝、休みの日に勉強をしながら、働くことになりました。
授業の動画視聴、レポート提出を自分で考えて計画的にやっていました。この時が二足の草鞋で一番大変でしたね。
両親の協力もあり、留年すると1年がもったいないという気持ちがより強くなりました。なんとしてでも3年で終わらせたいと思い、やり遂げることができました。

■個人事業主時代のエピソードは？

3人を独立させ、それぞれ会社を作るまでに育てました。
28歳の時には最大4人の弟子と仕事をしていました。


■法人にするきっかけは何でしたか？

建設業許可を取ったことです。
元々個人として持っていたんですが、法人でも取り直すことになりました。
建設業許可は10年経験した証拠が必要なためハードルが高いんです。
自分自身も個人事業主として仕事をしていく場合は不必要なため証拠を残してなかったんですが、ある時、老人ホームの新築で約1000万円規模の案件があり、建設業許可がないとできないため取ることにしました。

■お仕事内容を内装からリフォーム全般にしていく理由は？

リフォーム全般にも興味があってやってきていました。
時代の流れで新築の数も減っていくことが予想されるのと、高齢者の方が増えてきていることもあり、バリアフリーなどこれからのことを考えました。

高齢者が増えることでバリアフリーなどのリフォーム工事ができたらと思い、リフォーム全般もやっていけたらいいなと考えました。

■職人さんは近寄りがたいイメージもありますが・・・

私は仏と言われたことがあるくらいで、優しいんじゃないかと思います。弟子も怒ったことがないです。怒ったら負けだと思っていて、本当に強い人はあんまり喋らないし、懐が深いところがあるなと思っています。


■お客様に伝えたいことがあれば教えてください！

私のモットーは「お客様のためになるべくいいものを」ということです。
新築はお客様が見えにくいですが、リフォームはすでに住まれている物件です。
住んでるお客さんがいると、その人のためになるべくいいものを、予算の限りで手間を加えてお客さんが助かる、喜ぶことは考えるようにしています。費用的な難しいところももちろんありますが、気持ち次第でできるところもあるんです。例えば作業で工夫したり、少し手間をかければできるところだったり、そう言ったところをできるようにと心がけています。
今までで言うと例えば、壁の角に地震などで隙間が開いてクロスが捩れることがあります。その場合、一般的にはカットしてコーキングで仕上げます。また壁が動く可能性があるからです。メンテナンスが簡単にできるので、カットしてコーキングする手間があるが、後々考え、お客様を考えるとできることです。でも案外、楽な作業ばかりを考えているとできないことなんです。喜んでもらえる嬉しさを感じていて、お客さんが喜んでくれる仕事をしたいし、これが一番ですね。