群馬県前橋市　　浴室バランス窯撤去に伴うタイル復旧工事

本日も、群馬県の前橋市・高崎市を中心にタイル屋さんを営んでらっしゃる『加藤タイル工業』の加藤勝彦さんのお仕事風景をお送りいたします。

今回は、こちら。
群馬県前橋市にて浴室のバランス窯撤去に伴うタイル復旧工事です。

まずは『バランス釜』とは、なんぞや？の説明からいたします。

バランス窯とは浴槽の横に給湯器が設置されるのが特徴の風呂釜のことです。
昭和40年代に量産され、一世を風靡しました。

しかし現在でも現役で使われているところを、私も取材で見かけることがあります。

この写真は、浴槽横の機器を撤去したところです。

モルタル下地の作成では、匠の鏝さばきが光ります。

そして、張りつけモルタルを用いて床タイルを張り付けられます。

こうして傍目に見ていると、粘土のようなモルタルがコテで伸ばされ下地になり、可愛いカラーのタイルが貼りつられて行く様子はとても楽しい作業に見えます。

ですが、「お風呂床はタイル屋の仕事の中でも、難度が高い工事です。排水とのとり合いなど豊富な経験知識が必要なんですよ」とは、加藤さんの談。

最近の若い職人さんの中には、出来ない人も多いくらいなのだとか。すごいですね！！