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ご紹介するのは平成6年生まれ、今年(2021年)独立したばかりというフレッシュな塗装職人、「癸生川塗装」の癸生川翔太(けぶかわ・しょうた)さん。
群馬県高崎市を中心に、県内はもとより、埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県と、幅広いエリアで仕事を請け負っています。
若いとはいえ、職人歴は10年以上。
高校生のときに塗装業者でアルバイトをはじめ、卒業と同時に入社。
独立するまで、その会社でしっかり、みっちり塗装の技術や知識を学んできたそうです。
ご紹介するのは平成6年生まれ、今年(2021年)独立したばかりというフレッシュな塗装職人、「癸生川塗装」の癸生川翔太(けぶかわ・しょうた)さん。
群馬県高崎市を中心に、県内はもとより、埼玉県・東京都・神奈川県・千葉県と、幅広いエリアで仕事を請け負っています。
若いとはいえ、職人歴は10年以上。
高校生のときに塗装業者でアルバイトをはじめ、卒業と同時に入社。
独立するまで、その会社でしっかり、みっちり塗装の技術や知識を学んできたそうです。
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お邪魔したのは、群馬県前橋市の新築一戸建て建築現場。
ツーバイフォー工法で建てられる、洋風住宅です。
癸生川さんが担当するのは、内装(壁・天井)塗装と、外装のごく一部。
平屋ですが部屋数は多く、塗装面積は400平方メートルほどあります。
塗装屋さんの取材では外壁塗装の様子を紹介することが多く、また、内装リフォームはクロス張りになることがほとんどなので、ちょっとレアな工事といえます。
「今日が作業3日目で、あと4、5日かかる予定です」と癸生川さん。
ひとり仕事が多いそうですが、今回は知り合いの職人さんに手伝いに来てもらっているとのことです。
お邪魔したのは、群馬県前橋市の新築一戸建て建築現場。
ツーバイフォー工法で建てられる、洋風住宅です。
癸生川さんが担当するのは、内装(壁・天井)塗装と、外装のごく一部。
平屋ですが部屋数は多く、塗装面積は400平方メートルほどあります。
塗装屋さんの取材では外壁塗装の様子を紹介することが多く、また、内装リフォームはクロス張りになることがほとんどなので、ちょっとレアな工事といえます。
「今日が作業3日目で、あと4、5日かかる予定です」と癸生川さん。
ひとり仕事が多いそうですが、今回は知り合いの職人さんに手伝いに来てもらっているとのことです。
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この現場では、内装に関して大工さんが行なうのはボード貼りまで。
ビスを打った凹みやボードの継ぎ目をパテで埋めるところからが癸生川さんの仕事です。
2回のパテ塗りを行なって下地を平滑にしたら、塗装です。
これも2回行ないます。
部屋によって作業の進行度合いに差があるので、まずは2回目の塗装をするところから見せていただきました。
「ほかの職人さんの塗り方を見たうえで、もっときれいに塗れるように自分で試行錯誤してきました」と癸生川さん。
ローラーとハケを使って、ていねいにムラなく塗り上げていきます。
この現場では、内装に関して大工さんが行なうのはボード貼りまで。
ビスを打った凹みやボードの継ぎ目をパテで埋めるところからが癸生川さんの仕事です。
2回のパテ塗りを行なって下地を平滑にしたら、塗装です。
これも2回行ないます。
部屋によって作業の進行度合いに差があるので、まずは2回目の塗装をするところから見せていただきました。
「ほかの職人さんの塗り方を見たうえで、もっときれいに塗れるように自分で試行錯誤してきました」と癸生川さん。
ローラーとハケを使って、ていねいにムラなく塗り上げていきます。
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つぎは別の部屋へ移動して、ペーパーがけの作業。
紙やすりを貼ったハンドサンダーで、1回目のパテを削って平滑にします。
削ったあとを手で触り、平滑になっているかどうか確認しながら作業を進める癸生川さん。
「塗装は下地がとても大事なので、一番時間をかけますね」と言います。
ちなみに1回目のパテ塗りは、目地を揃えるために、ボードのつなぎ目にジョイントテープを貼ってから行ないます。
2回目のパテ塗りは、さらに平滑に整えるための作業だそうです。
つぎは別の部屋へ移動して、ペーパーがけの作業。
紙やすりを貼ったハンドサンダーで、1回目のパテを削って平滑にします。
削ったあとを手で触り、平滑になっているかどうか確認しながら作業を進める癸生川さん。
「塗装は下地がとても大事なので、一番時間をかけますね」と言います。
ちなみに1回目のパテ塗りは、目地を揃えるために、ボードのつなぎ目にジョイントテープを貼ってから行ないます。
2回目のパテ塗りは、さらに平滑に整えるための作業だそうです。
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ペーパーがけは地道な作業。
電動サンダーで効率良く、スピーディに……という方法もありますが、きれいな仕上がりにするためには、やはり手作業でていねいに行なったほうがいいのです。
とくに塗装で仕上げる場合、クロス張りよりも下地の凹凸が出やすいので、気を遣う必要があるのだとか。
癸生川さんは、細かい部分はハンドサンダーを使わず、紙やすりを直接手にして仕上げていきます。
同じ塗装職人でも、外壁・屋根専門の方だと、この下地処理をすることはまずありません。
内装塗装を依頼するなら、こうした作業の経験が豊富な職人さんを頼まないとなりませんね!
ペーパーがけは地道な作業。
電動サンダーで効率良く、スピーディに……という方法もありますが、きれいな仕上がりにするためには、やはり手作業でていねいに行なったほうがいいのです。
とくに塗装で仕上げる場合、クロス張りよりも下地の凹凸が出やすいので、気を遣う必要があるのだとか。
癸生川さんは、細かい部分はハンドサンダーを使わず、紙やすりを直接手にして仕上げていきます。
同じ塗装職人でも、外壁・屋根専門の方だと、この下地処理をすることはまずありません。
内装塗装を依頼するなら、こうした作業の経験が豊富な職人さんを頼まないとなりませんね!
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ペーパーがけが終わったところに、2回目のパテ塗りを行ないます。
ヘラを使ってパテを塗っていく癸生川さん。
若い職人さんとはいえ、確かな腕があることを感じます。
聞けば、癸生川さんが勤めていた塗装業者では左官工事を請け負うことも多かったんだとか。
癸生川さん自身もモルタル塗りくらいならできるそうで、「平らにする」作業が得意だということが納得できました。
「2回塗りしたあとでも、気になるところがあれば3回目のパテ塗りをすることもあります」と癸生川さん。
妥協せず、自分が納得するところまでやるのは、職人魂の現れです。
ペーパーがけが終わったところに、2回目のパテ塗りを行ないます。
ヘラを使ってパテを塗っていく癸生川さん。
若い職人さんとはいえ、確かな腕があることを感じます。
聞けば、癸生川さんが勤めていた塗装業者では左官工事を請け負うことも多かったんだとか。
癸生川さん自身もモルタル塗りくらいならできるそうで、「平らにする」作業が得意だということが納得できました。
「2回塗りしたあとでも、気になるところがあれば3回目のパテ塗りをすることもあります」と癸生川さん。
妥協せず、自分が納得するところまでやるのは、職人魂の現れです。
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「いい材料を使って、他よりも工事費を抑えられるのがウリですね」と癸生川さん。
工事費を抑えられるひとつ目の理由は、大手リフォーム会社などと違って中間マージンが発生しないこと。
加えて癸生川さんは、相見積もりをとって安いところから材料を仕入れるなどしているそうです。
足場工事にも対応できるため、外壁・屋根工事では工事費全体をかなり低く抑えられるんだとか。
また、リフォーム工事では、内装塗装の際に下地の補修が必要になるケースが多々ありますが、大掛かりな補修や張り替えでなければ癸生川さん自身が作業できるとのこと。
これも工事費を抑えられる理由のひとつです。
「いい材料を使って、他よりも工事費を抑えられるのがウリですね」と癸生川さん。
工事費を抑えられるひとつ目の理由は、大手リフォーム会社などと違って中間マージンが発生しないこと。
加えて癸生川さんは、相見積もりをとって安いところから材料を仕入れるなどしているそうです。
足場工事にも対応できるため、外壁・屋根工事では工事費全体をかなり低く抑えられるんだとか。
また、リフォーム工事では、内装塗装の際に下地の補修が必要になるケースが多々ありますが、大掛かりな補修や張り替えでなければ癸生川さん自身が作業できるとのこと。
これも工事費を抑えられる理由のひとつです。
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「お客さんとの打ち合わせはしっかり行なっています」という癸生川さん。
見積もり、打ち合わせに関しては「説明できることはすべて説明しています」とのことで、工法、あるいは塗料そのもののメリット・デメリットを、多少時間がかかっても十分に説明するようにしているそうです。
お客さんの立場で、安い価格で納得の仕上がりを提供しようと頑張る若き職人、癸生川さん。
「フットワークの良さには自信があります!」とのこと。
一度、ご相談されてみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)
「お客さんとの打ち合わせはしっかり行なっています」という癸生川さん。
見積もり、打ち合わせに関しては「説明できることはすべて説明しています」とのことで、工法、あるいは塗料そのもののメリット・デメリットを、多少時間がかかっても十分に説明するようにしているそうです。
お客さんの立場で、安い価格で納得の仕上がりを提供しようと頑張る若き職人、癸生川さん。
「フットワークの良さには自信があります!」とのこと。
一度、ご相談されてみてはいかがでしょうか?
*取材・文=加藤康一(Freewheel Inc.)