職人の腕の良し悪しって、どこでみたらいいのかしら?
職人さんに何かを依頼しようとした方なら、誰もが一度は思ったのではないでしょうか?
細かい細工が上手いとか、目を凝らして細分化すれば色々ありますが、1番は職人さんの手がけた仕事を見て「違和感」が全くないということに尽きるのではないでしょうか。
職人の世界に限らず、日本人の技術力というのは相当高く、キレイに仕上げられていることが「当たり前」の世界で私たちは生きています。
だから、腕が良いという事には気づきにくいのです。
例えば、海外製の組み立て式の安い家具など、全く寸法が合わないなんて経験ありませんか?
その時に感じますよね?違和感。
組み立て部品のネジ穴と取り付け位置は正しく合っているという先入観が当たり前、というレベルで物を見ているなかで、ネジ穴と取り付け位置が合わない違和感。
せっかくお金を払ったのに、こんな不良品という不快感。
世界的な基準で言えば、そんなものです。
日本人の技術力が高すぎるのです。
この「違和感」という言葉を念頭に置いて頂いて、今回ご紹介する宮大工「株式会社シントオ社」の宮山太一さんの施工例をご覧いただくと、きっと周りに何か違和感はないか?と探し始める事でしょう。
宮山さんのご紹介に関しては、
もう一つ別の記事をご用意しておりますので、こちらをご覧ください。
宮山さんのお人柄をメインに記事を書きました。
【宮山さんの工場紹介】