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今日ご紹介いたします工事は…
札幌市北区で行われた「インテリアタカギ・高木淳平さん」による天井・壁クロスの張替えです。
高木さんは現役のスキ−インストラクタ−SIA認定のスキ−教師でもあり、この道27年のベテランクロス職人です。 |
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今回の現場は、1DKアパ−トの2部屋。
1階と2階の天井・壁クロスの張替えです。
先ずは2階の部屋です。
作業も2日目ということで、古い壁紙はある程度剥がしてありましたが、剥がしてみて天井からの すが漏れらしき跡を高木さんが発見
「このままでは張れないので、今日はやれる事をやりましょう」 「一先ずパテで、むき出しの壁の凹凸を埋めていきます」と 素早く手際よく準備をします。 |
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「微妙な凹凸をパテでならさないと、クロスが綺麗に張れないので、この作業は必要なんです」と説明してくれました。
ここで聞いてみました。 「微妙な凹凸を目視で判断するなんて凄いですね?」
高木さん「そんなことないですよ。(笑)」
他の壁の微妙な凹凸も、瞬時に判断して素早くパテでならしていました。 |
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一旦、2階の部屋の作業は中断して1階の部屋へ移動
この部屋の壁紙は剥がしたあとだったので、先ずは同じくパテで微妙な凹凸を素早くならしていきます。
続いて、壁の寸法を測ります。 クロス張替えは、最初からすべての作業を一人行うのですが、 無駄なく手際よく進めていく高木さんです。 |
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続いて 自動で糊付けする機器に寸法を入力して、 その寸法で出てきた糊付けされたクロスを、カッタ−で丁寧にカットしていきます。 |
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張替えの順序は、天井から壁へと貼っていきます。
糊付けされた壁紙を天井に素早く貼り付けます。
(この機敏な動作にクロス職人てスゴイなと思いました) |
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ここからは、高木さんの説明です。
「張ったクロスにできる空気を、この"なでばけ"で撫でながら、壁との付着を整えていきます。」 |
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「縁は、地べらとカッタ−で整えてから、コ−キング剤を縁にぬって剥がれないように。」
「突起物などは、カッタ−で形どっていってと。」などなど
高木さん ご説明ありがとうございました。 |
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ところで、ずっと上を向いての作業は大変ではないですか?
「大丈夫ですよ(笑)」
(天井に張るクロスを3枚に分けて、素早く丁寧に作業をすすめて 張り付けていく職人の技を見て、またまたスゴイと思いました) |
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次は、壁への張替えです。
北海道のアパ−トには、水道管や写真のように逆さまの蛇口が壁からむき出しの部屋があります。
これも作業を行うえで手間となることですが、あっという間にクロスを張り、カッタ−で整えていきます。 |
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張り合わせ部分は、ローラ−で押し延ばし、糊とクロスの接着力を増して目開きしないようにします。 |
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1階の部屋の張替えは1時間半ほどで完成しました!
火災報知器も蛇口の周辺も美しいです。 |
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1階の部屋の Before → Afterと クロス張替え職人!高木さんの笑顔です。 |
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さて、作業はここで終りではありません。 このあと2階の部屋に戻り、残りの壁紙を剥がす作業です。
北海道の住宅は冬期間 暖房をつけてるのでクロスが乾燥しきっていて、スム−ズに剥がれない部分もあるそうです。 |
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剥がしにくい部分は「皮すき」という道具を使い 徐々に剥がしていく地道な作業が続きます。 |
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なので、部屋の床は大小さまざまな壁紙で埋まっていきます。 |
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日も暮れてきましが、作業はまだまだ続きます。
常に笑顔で会話も豊かな高木さん。 腕利きで心意気な職人です!
今回は札幌市北区でのクロスの張替えでしたが、クロスの新貼り や壁紙補修などを、お考えのお客様がいらっしゃいましたら、 ぜひ「インテリアタカギの高木淳平さん」にご相談ください。
取材撮影;中島多恵 |
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