屋根を塗装する理由

屋根を何年も放置していませんか？屋根の汚れが目視出来たら危険のサインかもしれません。
雨漏りなどの兆候が出てきたら、どう行動すれば良いでしょう？

この記事を読むと、放置してしまった屋根の劣化や被害が分かり、同じく、塗装の性質についても理解が深まります。
また、すでに屋根に不安のある方には、直すまでのプロセスが分かっていただけます。

この記事は、京都市山科区に店を構える塗装店『加納塗装店』代表の加納さんにインタビューしました。
塗装をされてから35年さまざまな塗装に関わり、プロとして塗装の道を極め続けてきました。一般住宅の塗り替えを中心に、学校など公共の建物からドア一枚の塗装にいたるまで、年間約３～６千万程度の塗装工事をされてきました。お客様に少しでも塗装の事を知ってほしいと思いお話をお聞きしました。

素人では中々判断ができない屋根塗装もプロの職人の意見を聞いてみましょう。

屋根材の素地は、防水機能がない物もあります。
雨水などの浸入を防ぐのは、屋根材に塗布された塗装の膜（塗膜）です。
塗膜が傷むと建物の内部に水の浸入を許してしまい、建物内部が水にさらされることになるのです。
そうなると、屋根裏などにカビが発生したり、湿気で建材が腐るなどの被害に及ぶことがあるのです。

しかし、屋根の点検は容易ではありません。
塗装のプロに定期的に相談し、屋根の状態を確認する事が大切です。
プロが認める、丈夫な塗膜の状態を保つことが建物の寿命を延ばすことにもつながるのです。

屋根の汚れを放置すれば、塗装が剥げ、水垢やカビ、苔などで汚れていきます。雨が降った時などは、汚れに湿気が付き、屋根を傷める原因になります。屋根は家の顔とも言われているので、汚れれば見栄えも悪くなります。
屋根の汚れを落とすには、高圧洗浄で屋根の表面を掃除して、新しい塗膜で古い塗膜を覆ってしまう必要があります。素人で屋根に上ると危険なので、プロに頼む必要があります。

雨漏りや屋根材の破損があった場合はプロの目線で診断してもらいましょう。雨漏りや破損が酷かった場合は塗装屋さんでは直せない場合がありますが、診断はできます。塗装で直せる雨漏りもありますので、手遅れにならないうちに相談が必要です。

屋根を放置すると最悪、建物全体の劣化に繋がり、汚れた屋根は見栄えも悪くなります。屋根の不具合が起こってからでは、大掛かりな工事になってしまう場合もあるので、なるべく早くプロに相談することが大切です。ええ職人ドットコムでは、全国各地のええ職人（良い職人）をご紹介できるので、気軽にご相談ください。