良い屋根屋さんを見分けるのが難しくても対処はできます

雨や雪、太陽の日差しなど、家を守る上で絶対に欠かすことのできない屋根。
屋根のない家など存在せず、屋根があることで人の暮らしが快適に保たれています。

しかし、常に外界にさらされている一番ダメージを受けやすい箇所ですが
一番目の行き届きにくい箇所でもあるのが屋根です。

上記の写真は、屋根だけを見ればどれもかなり痛んでいるのが分かり
中には変色し、場所によっては苔が生えていてこのまま放っておくとかなり危ない状態です。

カラーベストは約１０年～ごとのメンテナンスが必要な屋根材で（耐用年数が３０年であっても）
そうでないと塗装が剥がれたり、部分破損などして屋根本来の力が失われ
次第に雨などが家の中に侵入していき、後々 重大な被害へとつながってしまいます。

・・・

しかし、これは屋根だけに限ったことで
はじめ地上からこの建ち並んだ家々の外観を見たとき
屋根がこのような状態になっているなんて想像できないほど印象が対照的でした。

一般的には外観しか見えないのが家であるため、常に屋根のことを気にする人は少ないです。

雨漏りしてきた、屋根材が落ちてきた・・・
そうやって症状が明確となって表れることではじめて専門家に頼む。

でもその時は、一刻も早く直してほしいという焦る気持ちがあるため
しっかりと自分の目利きでどの業者に頼むかなんて選んでいるという人は少ないのが現状です。

リフォーム会社なんてどこもいっしょなんて思っていたら
とんでもなく損をすることになります。

屋根屋さんの中には技術や経験はもちろん、そもそもよく知らず
その家には適してない材料をそのまま使ったり
ルーフィングの段階で雨漏りの箇所が把握できてなかったり、止めれてなかったりといったことや

某リフォーム工事業者では
電気屋さんが説明書片手に屋根も張ったりするなんて信じ難いことが行われているのです。

しかし、お客さんは屋根に上がって見るということが基本的には難しいですから
作業着を着た人を一目見れば誰でも職人さんと思ってしまっても不思議ではありませんし

実際にこれまで取材してきた中で職人さんにこのことについていろいろ聴いてきましたが
見た目や値段だけで素人の人が良し悪しを判断するのは難しいそうです。

・・・

ただ、これまで見て聴いてきた中で共通することは
現場で働く専門の職人さんに直接相談する方が大手リフォーム会社や工務店に頼むより
良い職人さんに出会える可能性が高いということです。

そして、良い職人さん業者さんは急いで工事をススメて不安を煽ることはしませんし
分かりやすく現状を説明して、より良い解決策を提案してくれます。

どれだけ見てくれの良い家でも
屋根が悪ければ傷みもその分早まりますし、被害が大きくなればなるほど工事費用もかかりますので
普段見えないからこそ、定期的なメンテナンスが重要だと言えます。

だからこそ万が一に備え、自分にとって良い職人さんを見つけておくことが大切なんです。