|
|
以前のゴムシート防水は 日々吹付ける強風などの影響で 下地とシートの間にはすき間ができており 風が吹けば当たり前のように屋上全体が 波打っていたそうです。
− 工事中にも再々雨天の日が続いた影響もあり、 まだ捲る前のゴムシートの下部には 雨水か浸透していることも考えられます。 そういった個所には右写真のようにして、 先にチューブなどを使い排水することが 必要なのだそうです。 (写真;豊田さん) |
|
|
左写真は、最終工程であるトップコートを 塗り始められた際のものです。 (写真;倉本さん)
まずは立ち上りの部分から 細い所にはハケを使い 幅のある所にはローラーを使うなど 適材適所で塗られていきました。 |
|
|
右写真は、脱気塔です。
これは防水層内部からの水分や材料の中に含まれる 多少の揮発性成分が 気化し膨れるのを防止するためです。
現場には、 写真の脱気塔が所定の間隔で 配置されています。 |
|
|
そして後日 − 雨天に見舞われてなかなか進行し辛かった ゴムシート防水工事が完了していました。
今回の工事面積は総面積にして凡そ450uと かなりボリュームのある工事内容でしたが、 豊田さんによると天気が良好であれば 20日間もあれば終わらせれる量なのだそうです。
7〜8年前に工事が行われたそうですが、 強風が吹き荒れるような環境下が悪影響を及ぼし 防水工事の間隔を縮めてしまうそうです。
一般住宅には安価で簡易施工の ウレタン防水がおススメですが、 耐久性の観点などから 鉄骨造の店舗・住宅の屋上や 非歩行者用の防水工事には最適です。
取材撮影;内海 |
|