貼り付け際は、まず壁にタイル用の接着剤を均等に塗ります。
左官工事のような繊細さが要求される作業ですが、高橋さんは起用にこなしていきます。
ヘラの凹凸で作られた波模様がすでに良い味を出していて見えなくなるのが勿体ないくらいです。
タイルの並べ方は、悩んだ末に列ごとにタイル半分ずつずらして貼るスタイルにしました。
タイル同士の角を合わせた、縦横揃った貼り方ではお行儀が良すぎて若干面白みに欠るためとのことです。
色合いも凡庸にならないよう、高橋さんのセンスでランダムに配置することいより遊び心を感じられる空間を演出しております。
青が良いアクセントとなっている淡い配色のタイルがつやつやして、レトロ可愛い壁が出来上がっていきます。