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父の代から30年の歴史をもつ、東京都府中市の水道・設備屋さん「輝工設備」の代表・村山俊行さん。 前回は都内の販売店オフィスでの、小型電気温水器・洗面化粧台設置工事を紹介しましたが、ここでは同時に行なわれた洗濯パン(防水パン)・洗濯機、およびその給排水管の設置の様子を紹介しましょう。
まずは洗濯パンの設置から。 この現場では排水管を洗面化粧台の下まで伸ばすので、排水口なしのシンプルな洗濯パンを選んでいます。
洗濯パンと洗濯機の間には、かさ上げ台をかませています。 洗濯パンの掃除をしやすくするためだけでなく、洗濯機から伸びる排水管の勾配をとりやすくしているのです。 |
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洗面化粧台の下から洗濯機まで、給排水(上下水)管を伸ばします。 寸法を測って塩ビパイプを専用カッターで切り、エルボなどの継ぎ手を使って繋げます。 パイプと継ぎ手の接着には、専用の接着剤を使用。 パイプ径や目的に合わせたいくつもの種類のなかから、適切なものを選んでいます。
ここは主にお父様の勉さんのお仕事。 息子であり、社長の俊行さんと相談・確認しながら作業を進めていました。 |
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完成に近づいた、給排水管の取りまわし。 壁から離れているのは、ここに設置するシンクの脚などと干渉しないようにするためです。
給水管は洗濯機の上まで伸ばして、水栓を取り付け。 排水管と、洗濯機の排水パイプを接続して、洗濯機の給排水ができるようになりました。 |
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つぎは元からあったシンクの給排水。 給水管と、シンクの水栓につながるフレキパイプの間に、水栓を取り付けます。
ところでこの水栓、なくてもシンクの給水そのものには問題がないのですが、取り付けたのには理由があります。 水栓を閉めることで、全体の給水を止めなくても、シンクの移動ができるのです。 今後、設備の撤去や入れ替えがある可能性を考えて、このようにしたというワケ。 プロだからこその考え方といえるでしょう。
給排水管が繋がって、シンクも使えるようになりました! |
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出来上がった給排水管。 シンクの棚の下のわずかなスペースに、きれいに収まっています。
排水管の勾配を確保しつつ、現場の状態や使用する設備に合わせて適切な取りまわしができるのは、さすが水道工事のプロ!といったところです。 |
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最後に洗濯機の運転確認を行なって、作業が終了。 シンクの右側にあるのは、前回の記事で紹介した、小型電気温水器付きの洗面化粧台です。 シンクのみだったスペースが、見違えるようになっていますね!
村山さんが代表をつとめる「輝工設備」は、水まわりのリフォームやメンテナンス、緊急工事など、なんでも対応。 都内全域に加え、神奈川・千葉・埼玉と広範囲で出張工事を請け負っています。 ちょっとした水まわりの悩みなども、気軽に相談されてみてはいかがでしょうか? |
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