|
|
こちらは兵庫県神戸市北区の住宅街。 神戸市で大工を営む「横山工務店」横山さんが住宅リフォームを手掛けたお宅にお邪魔しています。
残念ながらリフォーム工事の様子は取材出来ておりませんが、リフォーム完成後の各部屋の様子をお伝えしたいと思います。
先ずはリフォーム前の室内の雰囲気ですが、フローリング床、建具化粧板は濃い目のブラウンで木目を生かした仕上げとなっていたようです。 それはそれで重厚感があって良いと思いますが、経年変化と共に古びて黒ずんでしまい、施主様いわく部屋の印象が暗くなっていたとの事。
そこで横山工務店の横山さんに新しくしたい部屋のイメージとリフォーム予算を伝えて、今回の住宅リフォームが進められる事となりました。 |
|
|
取材当日は既に受け渡しの日を迎え、後片付けが始まっていましたが、ダイノックシートでリビングの窓枠補修も行なわれました。
ダイノックシートは本物の木質・本物の石等、自然の建築素材に限りなく近づいた粘着付き化粧フィルムで、テーブルや机等の家具や 扉・戸、建具等への施工ができるそうで、今や建築装飾に欠かせない材料だそうです。
リビングの窓は既存の物なので、補修前はビフォー写真の雰囲気と同じニス塗装仕上げの木枠となっておりました。
なるべくリフォーム後の白を基調とした各部屋との統一感を出すために、最後の最後まで追求された補修です。
写真下はリビングと玄関を繋ぐドアですが、ここのドア枠もダイノックシートで補修されています! 新しい建具との色調も違和感ない仕上げですが、何よりも驚いたのは新規に取り付けられた浴室・洗面室に続く扉枠との違いがわからなかった事です!
|
|
|
施主様と横山さんのツーショット・・・いや、ワンちゃんもいるのでフォーショットですね(笑)
リビングは天井板張り・天井クロス貼り・天井ダウンライト埋め込み・壁クロス貼り・建具クロス貼り・建具取り替え・床バリアフリー化がリフォーム工事メニューとなっております。
今回の住宅リフォームにあたっては施主様が住まわれたまま工事が進められたそうで、普段の生活に支障を来たさないような配慮がされての工事で、撤収時間厳守のリフォームこうじをする横山さんの仕事ぶりに、施主様もとても助かったと述べておられました。
また今回の施工方法やリフォーム材料選択等、工事進行に合わせて細かな仕上げの相談もその都度に行えたのが良かったそうで、仕上がりには大満足しておられるとの事でした。 |
|
|
こちらは全てが新しく大幅に生まれ変わったキッチンの様子。
元々は重厚なイメージのレンガ調壁のキッチンで、床や天井、食器棚等もそれに合わせた色調としたため全体が暗い雰囲気で、さらに 採光が少なかった為に実質的にも常に暗い空間であったそうです。
そこで今回はとにかく明るさを確保する事が一番のテーマとなってキッチンリフォームが進められたそうです。
まず実質的な採光を増やすために勝手口扉をガラス窓の大きな物へと交換。 その後、天井・壁・床等は白を基調に整えられ、新しく導入したIHシステムキッチン(食器棚含む)も白で統一されました。
因みに壁とシステムキッチンが鏡面仕上げなので光が反射してキッチンスペース全体に自然光が回るように配慮されています。
床は明るい色の木目フローリング調クッションフロアとなっており水回り対策もバッチリです。
|
|
|
施主様がお茶をご用意してくださっているときのショット。
昼間は自然光だけで台所仕事ができてしまう明るい空間へとキッチンリフォームがなされました。
下写真は保存冷蔵庫ですが、この為に電源コンセントが新設されたそうです。
当初は別の場所への設置を考えていらしたそうですが、工事が進むに連れて使い勝手を想像できるようになるとこの場所がベターと云うことに。
しかし電源コンセントが別の場所にあったので、横山さんに相談したところコンセント増設と云う事で難なく解決したそうです。
|
|
|
こちらはキッチンと玄関から繋がるバスルームと洗面脱衣室の様子。
この空間も大幅にリフォームされています! 天井・壁・床と全て張り替えされキッチン側の扉は片開き引き戸に変更し、もちろん床との段差は解消されバリアフリー化がなされました。
バスルームは古い浴槽等を撤去後、新しい浴槽へと交換され、壁や床タイル等、バスルーム内の全てが新品になりました。
バスルームリフォームも採光がテーマとなっており、新しい空間はご覧のとおりの明るい浴室です。
全ての壁を白くしないで一部をパステルピンクとしたのは、バスタイムをくつろぎの時間と捉え、ゆったり過ごせる落ち着きの空間にする為のちょっとした工夫だそうです。
全面が白であれば光が回り明るさへの効果は大きいですが、明る過ぎるが為に落ち着かない空間になってしまう事が多々あるそうなのです。
この辺りの色と空間のマッチングに関しては、大工経験だけでなくセンスも左右されるので横山さんは心強いですね。 |
|
|
この洗面脱衣室はまさに横山さんのセンスと数々のリフォームを手がけてきた大工職人の経験が生かされた空間となっています。
一番眼を引くのは天井の青空!
スカイブルー単色の天井クロス貼りとせず、雲の絵柄があしらわれた空模様クロスにすることで爽やかさと暖かさを両立させ、さらに雑然としがちな洗面・脱衣室と云う空間を明るいイメージに変えています。
これも壁一面に空模様クロスを貼ってしまうとうるさく感じるので、このようにワンポイントとしてあしらうのが正解だそう。
正直、壁紙クロスのカタログでこう云う商品を見掛けると「どこに貼るのだろう?」と思っていましたが、この仕上がりに納得させられました。
|
|
|
そしてこの洗面・脱衣室の壁にも一つの工夫が。
施主様のお宅にはワンちゃんの他、ネコちゃんも暮らしてます。
そのネコちゃん、リビングの戸に張り替えられた新品クロスで爪とぎをしてしまい、取材に訪れた時点で既にボロボロに!! この部屋の工事中にもスタスタとやって来て古い壁で爪とぎをするのを見た横山さん。 それを踏まえて「爪とぎ対策」として洗面脱衣室の壁半分(腰掛け部分)には、ネコの爪が引っ掛かり難い素材で表面を仕上げました。
鏡面素材に洗濯機・洗面台が反射しているのがお分かりになりますでしょうか? これはキッチンの壁などに利用される素材と同じ物で、当然ながら耐水性・防汚性も備えられており、水回りの機能と猫の爪とぎ対策 壁の機能が両立した横山さんのアイデア壁仕上げです。 |
|
|
さて此方は玄関と各部屋・二階を繋ぐ廊下。
この空間も天井張り替え、床板フローリング張り替えと壁のクロス貼り替えに加えて建具も新調され、もちろんバリアフリー化されました。
上段の写真手前には以前の建具が残されている部屋の扉が見えています。
今回は家全体をリフォームするのではなく部分改修となっているので、このような空間もありますが、取材する側としては施工前の様子がイメージできて助かりました。
上段と下段では同じ方向をカメラ撮影ポイントを変えて撮っているので、廊下から洗面脱衣室・キッチンへと続く雰囲気が伝わると思 います。
因みに撮影ポイントの背中側は一番最初のビフォー写真です。 |
|
|
今回の住宅リフォームでは駐車場も修繕改修工事が行なわれました。
奥行き約18メートル超の駐車場スロープですが、傷んで割れた古いコンクリート地面を全撤去して、新たにレベルをとり新しくコンクリートを搬入し工事施工しました。
アルミフレームとポリカーボネート製の屋根は新しく設置された物です。
今回のカーポートリフォームに際しては、新たに電源を引いて照明も確保しました。
細かな事ですが照明が在る無しでは使い勝手が大きく変わりますね。
今の時期は使う機会が少ないかもしれませんが、冬場は早い時間から暗くなりますから必ず有り難い存在になると思います。 |
|
|
施主様がおっしゃる横山さんの印象は一言で「お客さん眼線のとにかく良心的な大工さん」と云う事だそうです。
横山さんは住宅リフォームの際、費用対効果(コストパフォーマンス)を常に考えており、施主様のリフォーム前のイメージとリフォーム後のイメージが狂わないように、長年の経験を持つ大工職人の立場から的確なアドバイスを心がけています。
工事前から想像・予測のつく事等は打ち合わせの段階で予め伝え「施主様が満足度の高いリフォームと実感」できる為の「お金が無駄にならないリフォーム」になるよう的確にアドバイスされるそうです。
これは「限り在るリフォーム予算を無駄にしない」ように、また施主様が費用に拘るばかりに「全体にまんべんなく手を加えて代わり映えしない」、または「非常に安っぽい仕上がりになる」等、のトラブルを防ぐための配慮でもあります。
施主様と一緒にプランを練って、もちろん工事中にも施主様の意向に柔軟に対応することでお客様の満足度を高めるリフォーム工事を追求されているのが「横山工務店」の横山さんですので、兵庫県神戸市でハウスリフォームをお考えであれば「横山工務店」さんに御相談されてみては如何でしょう。 |
|