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ええ職人.COMに新しく入会された方をご紹介します。
兵庫県尼崎市を拠点に活動されている電気屋さん 嶋田電機の嶋田さんです。
この日は新しいエアコンの取付工事と 今ある室外機の移動工事の取材のため 大阪市旭区のお家に伺わせて頂きました。
こちらは元々、3〜4年前に嶋田さんが取付された 親交のあるお客様のお家ということで その辺りの信頼関係があると 何かあっても気軽に相談しやすいですよね。 |
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こちらのお宅には今回新しく取付するエアコンも足して 合計6台設置されていて、そのうちの二階にある一台の室外機の振動で 夜、寝るとき壁に少し響いて気になるということで まずはその室外機を取り外すための作業です。
重たい室外機を嶋田さん一人でどうやって下すのか? とても気になるところでしたが まず梯子を二階の壁際まで伸ばしてチェーンやフックを使って 吊り上げるための準備をしていきます。
『 昔はもっと高いところでも上ってましたがこの歳になると無理ですね 』 ・・・と、ついつい無理をしてしまいそうになる所ですが
出来る範囲の中で無事に完工することが一番大切だと 今の自分の状態を嶋田さんはちゃんと理解されています。 |
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吊り上げ準備が完了すると 様子を見ながら慎重にゆっくりと室外機を下していきます。
僅か数分の手際の良い作業の裏には 電気屋さんだったお父さんの存在が大きく
15歳の頃からお手伝いをしていた嶋田さんは 一度、料理人の道を歩んだあと お父さんの仕事が忙しくなってきたこともあって 本格的に電気屋さんとしてスタートされました。
親子ということで時には父親の存在が 鬱陶しく感じることもあったそうですが 電気屋さんとしての心得や技術を多く教わり それが今の嶋田さんの支えているモノとなっています。 |
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室外機と足場を外すと雨風や紫外線によって どうしても壁の塗装が剥げて跡が残ってしまいますが 嶋田さんには塗装をしてくれる職人仲間さんがいらっしゃって 後日、ちゃんと目立たないよう塗ってくれますのでご安心ください。
その後、新しいエアコンの取付のため 室内に入り、お客さんとコミュニケーションを取りながら 確実に作業を進められる嶋田さん。
電気メーカーによって接続の仕方は様々ですが 経験ある嶋田さんにとってはまったく問題ありません。 |
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中の作業がひと段落した休憩中に 腰回りに付けられてた工具ベルトがとても重そうだったので 『 付けてるだけでも大変じゃないですか? 』 と 聞くと
『 確かに重いですけどあまり腰を痛めたことないんですよ 』 と 道具を見せながら気さくに話す嶋田さん。
ちなみに中学時代、柔道をされていたそうで ガッチリ体系の嶋田さんの身体はその柔道とこれまでの仕事
話し出すと止まらない 大好きなお肉への想いで作られたのかもしれませんね(笑) |
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休憩後、次は先ほど外した室外機と新しく取り付けたエアコンの室外機と 2つの室外機を設置、接続する作業です。
隣接するお家との間、1メートルもない狭い場所での施工ですが 出際良く、そして丁寧に進む嶋田さんの作業のひとつひとつには これまで数多くの現場で培ってきた経験が光っていて
『 ここ撮っといた方が良いんじゃないですか? 』 と サービス精神を見せる余裕があるのは 嶋田さんが持つお人柄と安定感があってこそだと思いました。 |
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嶋田さんも他の職人さんと同様 今回 ええ職人.COMに登録しようと思われた動機は 他業者との差別化を図って 直接受注することで顔の見える施工をしたいという想いがあり
これまで下請けをメインに数多くの現場に携わってこられましたが 下請けだとどうしてもお客さんの顔が見えにくく
『 お客さんの声を聴いて施工する 』
ということを大切にする嶋田さんにとって その可能性を少しでも高めたいということで今日に至りました。 |
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エアコンの取付が無事に終わり、この日の作業はここまでです。
明日にはインターホンの取替工事もされるそうで 今回のエアコン設置・移動だけでなく 電気に関することなら何でも対応してくれます。
大阪だけでなく近畿圏内でしたらどこでも行きますと嶋田さん。 電気のことなら尼崎の嶋田さん。 まいった、迷った、困った時は嶋田さん。
そんな合言葉を頼りに気軽に相談できる温かいお人柄で 三人の娘を持つおとうちゃんでもある嶋田さんです。
『 長女が高校受験、末っ子がまだ小学二年生なんで もっともっと頑張らないと、家族の存在はとても大きいです 』 ・・・と、やる気に満ちた嶋田さんの熱い想いを感じた取材でした。
取材撮影&文 : とくおか じゅん |
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