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≪←前頁、大阪府大東市サイディング外壁塗装工事Aの続きです≫
大屋根のセメント瓦にもフッ素塗料が塗布されます。
下塗りに用いられるのは、密着性に優れた2液型のエポキシ樹脂塗料です。 (大日本塗料の『マイティーエポシーラー』を使用)
右上写真は、長男さんがハカリを使って主剤と硬化剤の分量を正確に計量されているところです。
初夏とはいえ、屋根の上はただならぬ熱さですが、手前の長男さんと奥に見える三男さんは、ローラーを使って手際よく作業を進めていきます。 |
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屋根の塗装が一段落すると、樋(とい)や水切り・破風板など、付帯した部分を三男さんが仕上げていきます。
2種類の刷毛を使い分け、目地の奥や見えないところまできっちりと塗り込んでいきます。
このあたりの刷け捌きは、なかなか素人には真似の出来ないところです。 |
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後日・・・。
(上段写真) 大屋根はフッ素塗料を2回塗りし、アイボリー色で仕上げられています。
(下段写真) 軒裏周辺はとい・鼻隠し・軒天・外壁とセンスよく塗り分けられ、お家の輪郭となるブラックが全体の印象を引き締めています。 |
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工事が終わって数日がたち・・・。
施主様のお宅ではもとの静かな暮らしが戻っていました。
これから先10数年、あるいは20年以上、最上級のフッ素塗料がお家を守ってくれることでしょう。
一般的に、単色で塗りつぶすことしか提案してもらえない外壁サイディングの塗り替えですが、金村さんは手間を惜しまず、素材の意匠を生かした塗り分けやバランスの良い配色を親身になって考えてくれます。
「ただ、塗っているだけでは面白くない。」
「お客さんが喜んでくれるのが嬉しい。」
そういう親方の気持ちがリアルに伝わってきた現場でした。
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取材撮影;加納一正
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