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たたみ屋  田中正・裕司の施工例

施工例写真1
2016年「ええ職人ドットコム」に登録していただいた、田中たたみ店さんで、畳の表替えの後、熱処理をしてお客様に納品されている状況をお伝えいたします。

田中正社長と息子の裕司さんは、朝一番でお客様のお家を訪問し、六畳二間の畳12枚を引き取って、工場へ持ち帰りました。

裕司さんは、その畳を工場内の作業台に置いて、畳の縦・横のサイズを専用のアルミ製の定規を使って測っていきました。

その内容をお父さんの正社長に伝えていきます。正社長は、そのデータをコンピューターにインプットしていきます。

手慣れた作業とは言え、親子の呼吸もピッタリです。長年コンビで同じ作業をしているとはいえ、その速さには驚くばかりです。
施工例写真2
畳には、京間(関西畳)や中京畳、江戸間(関東間)の規格サイズがありますが、長年使用された畳は、少しずつその寸法が変わっていっております。

そのため息子の裕司さんが、引き取った畳の寸法をしっかり測って正社長に伝え、コンピューターに打ち込むのです。

畳の表替えは、オーダーメイドと同じ畳になっています。

馴染んだ畳なので、表張り完成後、お客様へ納入の際、規格の畳の大きさでは、しっくり入らない事があります。

それゆえしっかり採寸した寸法で表替えをした場合は、しっくり入ってすぐなじんで、いきます。全く問題はありません。
施工例写真3
田中たたみ店の正社長は、コンピューターにサイズを入力後、引き取ってきた、畳表を剥がし、新しい岡山県産の畳表を取り出し、適当な所でカットしています。

これから框(カマチ)裁断縫着機に新しい畳表を付けた畳を乗せていきます。

新しい熊本県産の畳表を乗せた際には、巻き癖や皺を取るために、少量の霧吹きをします。
施工例写真4
この「框(かまち)裁断縫着機」は、畳の幅方向(框:カマチ)を寸法に合わせて裁断し、畳表を縫い付ける機械です。

縁に均等に糊を付けてから機械を稼働させます。片面が終わると、自動で回転し、もう一方も同じ作業で裁断縫着していきます。

この機械では、新しい畳表を均等に引っ張ってくれて、しっかり畳床に密着して綺麗に仕上がっていきます。

完成すると、息子の裕司さんが、出来上がった畳を今度は、「平刺機」と呼ばれる機械の方へ、移動させていきます。

施工例写真5
平刺機で完成した畳は、加熱乾燥機の中へ、裕司さんが、運びいれます。

現在3枚の完成した畳が入っています。この加熱乾燥機は、12枚の畳が収納できます。

80度の温度で、古い畳のカビ・ダニ・湿気・臭いなどを取り除いてくれます。

ここまでやってくれる畳屋さんは、あるのでしょうか?

田中たたみ店の真骨頂が垣間見えます。
施工例写真6
「平刺機」と呼ばれる機械は、畳の縁(へり)を縫い付ける機械で、畳縁(付帯)を縫い付けると同時に縁の余分な畳表もカットしていくので、少し複雑な動きをする機械です。

自動で畳を回転させて、次の工程へ向かいます。

息子の裕司さんは、平刺機で、最初の縫いつけは、裏返しの状態で縫いあがるので、さらに仕上げの工程前に、畳縁も張りを持たせて縫いあげるために、畳縁を引っ張ってテンションを持たせたまま、畳床に固定するのです。

そのため、結構な力が必要となり、裕司さんは、歯を食いしばってその作業に打ち込んでいます。
施工例写真7
田中たたみ店の田中正社長は、框裁断縫着機から、平刺機へ移って正常に稼働しているかどうか点検をしながら作業に没頭しています。

たまには、機械も誤動作を起こし、正社長は、すぐに機械を止めて糸などの再セットを行い、作業を前に進めます。

下の写真は、平刺機で作業が終わった、出来上がった新しい畳表の畳です。

次々新しくなった畳が作業台の上に積まれますが、どれも畳表はピーンと張った状態で上がってきており、綺麗に仕上がっています。
施工例写真8
加熱乾燥機には、すでに10枚の畳が収納されました。

80℃の高熱で、古い畳のカビ・ダニ・湿気・臭いを取って消毒してくれる加熱乾燥機は、田中たたみ店の大きな武器です。

あと2枚は、今作業中ですが、完成次第、すぐに収納されることでしょう。
施工例写真9
この日は、結構厚く、裕司さんは、出来上がった残り2枚の畳を加熱乾燥機の中へ、入れていきます。

暑い中、汗を拭き拭き畳を入れていきます。

入れ終わってから、加熱乾燥機のスイッチを入れ、約30分動かします。

その結果、畳床に潜んでいる、カビ・ダニ・湿気・臭いなどを取って消毒してくれます。

田中正社長にとっては、息子とはいえ、大事な片腕であります。

裕司さんは、機械2台のお陰で昼ごろ全部の作業が終わって、夕方までに、朝引き取った、お客様に畳の納品ができます。

その余裕ができた2〜3時間を新たな営業活動が出来ると、自慢げに話をしていたのを、思い出します。
施工例写真10
最後に作業が終わってから、お二人に写真に納まっていただきました。

作業終了すぐだったので、少し疲れた表情でしたが、満足のいく畳表替え作業だったらしく、満足そうでした。

この加熱乾燥機を使ったサービスは、お客様にとって、大変うれしいサービスであります。

また、畳替えから床下の湿気対策として、床下木炭敷き工事もやってられます。

畳の事は、何でも田中たたみ店にご相談下さい。お客様のご相談、ご下命をお待ちしております。

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