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我らの本拠地 『 ええ職人.com事務所 』
これまでまったく使われていなかった三階の空きスペースに
新たに仕事ができる環境を造ろうとリニューアルし
その内装のクロス張りを京都府から滋賀県だけでなく
声がかかれば兵庫県まで足を延ばすという
職人の佐々木さんにお願いしました。
朝、事務所に行くと
すでに佐々木さんは作業をされていました。
実はメインで使っている事務所2Fのクロスも
佐々木さんによるモノで、
『 柄の向きが横だったから合わせるのが難しく
今やったらできるかなぁ 』 というほど大変だったそう。
我らの本拠地 『 ええ職人.com事務所 』
これまでまったく使われていなかった三階の空きスペースに
新たに仕事ができる環境を造ろうとリニューアルし
その内装のクロス張りを京都府から滋賀県だけでなく
声がかかれば兵庫県まで足を延ばすという
職人の佐々木さんにお願いしました。
朝、事務所に行くと
すでに佐々木さんは作業をされていました。
実はメインで使っている事務所2Fのクロスも
佐々木さんによるモノで、
『 柄の向きが横だったから合わせるのが難しく
今やったらできるかなぁ 』 というほど大変だったそう。
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施工例がいくつもあるように
佐々木さんはこれまで何度か取材されたようですが
僕自身はこの日が初対面だったので
これまでのキャリアなどいろいろと伺いました。
佐々木さんがこの仕事に関わったのは
お父さんが内装業をされていたことが影響しているそうで
短大を卒業後
お父さんとは別の内装業の会社に就職されました。
元々、モノ作りが好きだったということもあって
所謂、クロスという紙で壁に色を付けるところに
この仕事の魅力があるそうです。
施工例がいくつもあるように
佐々木さんはこれまで何度か取材されたようですが
僕自身はこの日が初対面だったので
これまでのキャリアなどいろいろと伺いました。
佐々木さんがこの仕事に関わったのは
お父さんが内装業をされていたことが影響しているそうで
短大を卒業後
お父さんとは別の内装業の会社に就職されました。
元々、モノ作りが好きだったということもあって
所謂、クロスという紙で壁に色を付けるところに
この仕事の魅力があるそうです。
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ただ、修業時代はかなり厳しかったそうで
見て覚えることが当たり前の職人さんの世界の中
基礎から徹底的に自分で叩き込み
5年後にようやく
一人で現場を任せられたことでやりがいが生まれ
平成24年には 『 インテリアほうらい 』 として独立
今やキャリアもすでに20年を超えられました。
ただ、修業時代はかなり厳しかったそうで
見て覚えることが当たり前の職人さんの世界の中
基礎から徹底的に自分で叩き込み
5年後にようやく
一人で現場を任せられたことでやりがいが生まれ
平成24年には 『 インテリアほうらい 』 として独立
今やキャリアもすでに20年を超えられました。
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クロスは年月が経つと見え方が変わるそうですが
以前、自分が携わった現場を7年ぶりに見た時
自画自賛したくなるほど7年経ってもなんともないほど
自分の仕事に自信が湧いたというだけあって
独立してからは単独で指名する方や
リピーターさんからも声がかかるようになるほど
佐々木さんのその仕事ぶりの虜になる方も出てきて
好きなスノボーもあまりゆっくりと行けないほど
今は日々、充実した仕事をされています。
クロスは年月が経つと見え方が変わるそうですが
以前、自分が携わった現場を7年ぶりに見た時
自画自賛したくなるほど7年経ってもなんともないほど
自分の仕事に自信が湧いたというだけあって
独立してからは単独で指名する方や
リピーターさんからも声がかかるようになるほど
佐々木さんのその仕事ぶりの虜になる方も出てきて
好きなスノボーもあまりゆっくりと行けないほど
今は日々、充実した仕事をされています。
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その背景には
佐々木さんのクロス職人としての
想いやこだわりが大きく影響しているように感じます。
佐々木さんはただお金のための仕事ではなく
自分が施工した現場はずっと残っていくことから
100%の仕事を目指して
120%の意識で臨むようにされていて
とにかく良いモノを残したいという想いが強くあるそうです。
その背景には
佐々木さんのクロス職人としての
想いやこだわりが大きく影響しているように感じます。
佐々木さんはただお金のための仕事ではなく
自分が施工した現場はずっと残っていくことから
100%の仕事を目指して
120%の意識で臨むようにされていて
とにかく良いモノを残したいという想いが強くあるそうです。
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『 魂を込めてやってます 』
佐々木さんはそうハッキリと仰いました。
一見、言葉にするとキレイごとのようで
深みがないように感じるかもしれませんが
僕自身も、どんな仕事であっても最後は気持ち1つだと思ってます。
『 もっともっと良くしたい 』 という向上心。
『 もうこれでいいわ 』 という諦め。
どちらに傾くかは、やってる本人の気持ち次第で
仕事と割り切るか?
ある意味 作品として残したいというアーティスト志向か?
『 魂を込めてやってます 』
佐々木さんはそうハッキリと仰いました。
一見、言葉にするとキレイごとのようで
深みがないように感じるかもしれませんが
僕自身も、どんな仕事であっても最後は気持ち1つだと思ってます。
『 もっともっと良くしたい 』 という向上心。
『 もうこれでいいわ 』 という諦め。
どちらに傾くかは、やってる本人の気持ち次第で
仕事と割り切るか?
ある意味 作品として残したいというアーティスト志向か?
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その仕事ぶりは結果となって表れ
自分にとって良いお客さんは結果だけでなく
そういったプロセスや何気ない所も必ず見てくれてます。
佐々木さんが大手ハウスメーカーの仕事を一切しないというのも
生産性と効率性ばかりを求めて安価で扱き使うやり方では
自分の良さが出せないのはもちろん
何より、自分が本当にやりたい仕事ではないからだと
佐々木さんから発する言葉の1つ1つと
出来上がった仕事を見て実感しました。
その仕事ぶりは結果となって表れ
自分にとって良いお客さんは結果だけでなく
そういったプロセスや何気ない所も必ず見てくれてます。
佐々木さんが大手ハウスメーカーの仕事を一切しないというのも
生産性と効率性ばかりを求めて安価で扱き使うやり方では
自分の良さが出せないのはもちろん
何より、自分が本当にやりたい仕事ではないからだと
佐々木さんから発する言葉の1つ1つと
出来上がった仕事を見て実感しました。
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天井と壁はそれぞれ3種類の柄のクロスを使用。
模様がある分、柄をキッチリ。
佐々木さんによるとクロスを張り替えるなら
10年以内のモノはまだ新しくて剥がしやすく
逆に時間が経った昔のモノは施工に時間もかかるそうです。
天井と壁はそれぞれ3種類の柄のクロスを使用。
模様がある分、柄をキッチリ。
佐々木さんによるとクロスを張り替えるなら
10年以内のモノはまだ新しくて剥がしやすく
逆に時間が経った昔のモノは施工に時間もかかるそうです。
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凹みなどの細部にこそ
職人さんの気持ちが大きく浮き上がってきます。
特にクロスは繋ぎ目であるジョイント部分が分かりにくいほど
その職人さんの技術の高さが感じられるポイントの1つです。
凹みなどの細部にこそ
職人さんの気持ちが大きく浮き上がってきます。
特にクロスは繋ぎ目であるジョイント部分が分かりにくいほど
その職人さんの技術の高さが感じられるポイントの1つです。
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クロスを張っただけで新しく家を建てたような
そんな新鮮な気持ちになり
三階のなにもなかった部屋が生まれ変わりました。
クロス屋さんに限らず
建築業界全体で職人さん不足が嘆かれていますが
しっかりと基礎を学んで掴み
自分に合った仕事を選んでやっていけば夢のある仕事ですと
佐々木さんが先達として話されていました。
そんな気持ちを込められる職人さんが
今後、一人でも増えていってほしいなと思います。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん
クロスを張っただけで新しく家を建てたような
そんな新鮮な気持ちになり
三階のなにもなかった部屋が生まれ変わりました。
クロス屋さんに限らず
建築業界全体で職人さん不足が嘆かれていますが
しっかりと基礎を学んで掴み
自分に合った仕事を選んでやっていけば夢のある仕事ですと
佐々木さんが先達として話されていました。
そんな気持ちを込められる職人さんが
今後、一人でも増えていってほしいなと思います。
取材撮影&文 :
とくおか じゅん