今回は大工の杉原さんが手掛ける、仏間・床の間の新設リフォーム工事を二回に分けて取材してまいりましたので、その御仕事を御紹介させて頂きます。
場所は京都左京区一乗寺となりますが、此方は前回取材させて頂きました、
ダイニングキッチン・トイレ・バスルームのリフォームを施工した御宅の追加リフォームと云うことです。
初回取材時には、既に仏間と床の間の形は殆ど完成してましたが、天井張り替えや障子窓の新設工事も残っており、また左官職人の手仕事として聚楽内壁(じゅらくうちかべ)仕上げを施す部分、畳職人さんが畳を張る作業もあって、まだまだ先が長い印象でした。
まだ完成前の床の間に杉原さんの仕事道具が綺麗に整頓されて置かれてありました。
これは一つ一つの道具をきちんと点検整備して持ち込み、現場でも整理整頓して使われているという、杉原さんの仕事のクオリティが伺える場面ですよね。