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今春…
高島さんは、茨城県取手市新取手のお客様から床リフォームのご相談を受けました。
お客様のお話と現場の状況を確認しましたところ、床の状態はフローリングの表面が傷んでいるだけで、土台となる垂木(根太)の部分はしっかりしていました。
…その結果、お客様のリビング7坪と廊下2坪の床板補修は、合理的に重ね張り(上張り)という施工方法で対処することになりました。
タカシマホームの高島さんは、茨城県取手市の地元では人気者の大工さんですが、本日はその高島さんの仕事ぶりをご紹介します。 |
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リビング7坪の床板の重ね張りは、従来からリビングに置かれていた家具などを移動させながらの工事でした。
その工事もいよいよ最終段階を迎えています。
新しく重ね張りをしたフローリングの、サッシ際の最終仕上げをしています。 (アルミのカバーを取り付けています。)
リビングルームのフローリング工事が完了したので、その新しい床材をしっかりと磨いていきます。
ピカピカになるまでしっかりと磨きます。
最終の仕上げですので、真剣に慎重に作業を進め、リビングルームのフローリング工事はひとまず完成しました。 |
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リビングルームの床リフォームが終了したので、次は玄関の上り口から廊下にかけてのフローリング工事を進めていきます。
この写真は施工前の廊下の写真ですが、床板の表面が黒ずみ、変色がややひどい状態でした。
お客様が毎日床の上を行き来しますので、長年の積み重ねで汚れや傷がつくのは仕方のないことです。
高島さんはこの状態を克服すべく、新しいフローリング材を重ね張りしていきます。
お客様に気持ちよく生活していただくために高島さんはがんばります。
幸いにも、既存の根太がしっかりしているので、作業も進め易いと思われます。 |
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高島さんは、さっそく廊下の隅の形状や、その長さなどを綿密に採寸していきます。
採寸した寸法に合わせて、材料のフローリング材を鋸で力強く切り出します。
電気ノコギリも使用しますが、細かい部分については手動のノコギリが威力を発揮します。
複雑な形状と微妙な寸法なので、間違えのないように十分に気を付けて作業を進めていきます。
高島さんは、しっかり資材を固定して作業を進めます。 |
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高島さんは、お家の裏の土間を借りて床板の裁断に精を出します。
電動丸ノコギリを使用して、一気に切断したり、手動のノコギリで裁断したりしますが、切り間違えのないように万全を期して慎重に作業を進めます。
出来上がった裁断済みの床材がいったん立て掛けておきます。
まだまだこれから裁断していきますが、途中の段階で写真に収めさせてもらいました。 |
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茨城県取手市の廊下フローリングフォーム(床材の重ね張り工事)もいよいよ佳境に入ってきました。
高島さんは、採寸し裁断した床材を張り替える箇所に持って来て、金尺で最終の細かい採寸をして微調整を行います。
少し大きめに切っておいて、カンナで微調整をします。
張り替える箇所に合わせてみて、ピッタリ合うのを見定めてからボンドを古い床材の上に塗り込みます。
最後に新床材をはめ込んで、フローリングタッカで釘打ちをし、新床板を固定します。
フローリングタッカとは床張り用の釘打ち機のことで、床板の固定にはもってこいの工具です。 |
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高島さんが一番拘っている道具である“ノミ”を取り出しました。
新床材の端の部分の凹部を綺麗に削り、柱の凸の部分とピッタリ合うように慎重に削っていきます。
普通のカンナでは、細かい部分を削ったりは出来ないのでノミの出番となり、高島さんは懸命にその部分を仕上げていきました。
高島さんも拘りの道具と言っているように、柱に穴をあけたり細かい仕上げをするときなど、多種多様な場面で使用できる“ノミ”は、大工さんにとって重要な道具なのです。
ノミで細かい凹部を仕上げ、次の作業に入っていきます。
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高島さんは、出来上がった新床材を旧床の上にはめ込んで、イケると確認してからボンドを旧床材の上に塗ります。
ボンドを延ばしてから新床材を慎重にのせて、上からゆっくり押し付けます。
その後、フローリングタッカを取り出して、新床板の上から釘を打ち込んでいき、しっかりと固定します。
今回の床リフォームは、フローリングの重ね張りのため、約1センチ強は床が高くなっています。
そのため、リビングと廊下との間にあるドアーについては、扉の底面を約1センチ強けずりました。
高島さんは、ドアーが新床にすっていないか、ドアーの底面を覗き込んでしっかりチェックしています。 |
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ようやくリビングも廊下もフローリングの重ね張り工事が完成しました。
高島さんには、お客様のリビングで写真に納まっていただきました。
ご覧いただければお判りいただけますように、ピアノや座卓があり、それらを移動させながらの工事でしたが、綺麗にスッキリと仕上がっています。
高島さんもホットした様子で写真に納まっています。お客様もたいへん喜ばれており、高島さんにも笑顔が見えて清々しさを取り戻しています。 |
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今回の茨城県取手市でのフローリング工事ですが、既存の根太がしっかりしていたためフローリングの重ね張りで済ますことができました。
コストダウンにもなり、床の断熱性も良くなる合理的な施工方法です。
お客様のリビング、廊下ともに綺麗に問題なく完成しました。
お客様も大変喜ばれておられ、感謝されていました。高島さんもお客様の感謝に対し、感激していました。
高島さんは、機動力をいかんなく発揮し、地元では人気者の大工さんです。
細かいリフォームでも、何でも高島さんに相談していただき、是非ご下命頂きますようよろしくお願い申し上げます。 |
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