|
|
高圧洗浄作業の合間に 池本塗装代表であり塗装職人さんでもある 大阪市平野区にあります 池本さんの事務所にお邪魔しました。
こちらのオフィスは 『 とても良い大工さんでした・・・ 』 と 知り合いを通じて出会った大工職人さんに 自身の要望を伝えて出来上がった
言わば池本さんのこだわりと想いが詰まった 仕事をする上で欠かすことのできない大切な場所です。 |
|
|
早速、中に入らせて頂きますと デスクはクローゼットと同じブラウンで統一され 落ち着いた雰囲気のオフィスになっています。
壁のクロスは白を基調としながらも パソコンやプリンターなどが置いてある一壁面だけ 目が疲れないよう濃い目の配色がされています。
こちらの事務所には 仕事に必要な大切な資料も置いてあるため 窓をエアコンと同じ高さにして 最低限必要なだけの採光にすることで 日々の事務作業に集中できる環境に整っていて
池本さんの仕事に対する責任感が 随所に散りばめられているように感じました。 |
|
|
デスク脇にスタンドみたいなものがあったので 思わず 『 これは何ですか? 』 と尋ねると
『 こうやってスマホを置けるんですよ 』 と 作業をしながら連絡を取ったり 情報を得ることができるような工夫がされていて
長時間の事務作業になるときは リラックスできるようモニターで映像を流したりしながら 必要な書類を製作されているそうです。
一見してすぐに分かるよう ファイルなどもキレイに整理整頓されていて 池本さんの塗装職人としての丁寧な仕事ぶりが窺えます。 |
|
|
祖父、父・・・とみな塗装職人だったため 塗装業が当たり前の環境の中で育ち おじいちゃんやお父さんが携われた現場にも行ったりして
幼いころから見てきたこともあって いずれ自分も塗装職人になることをなんとなく感じながら 中学を卒業後 本格的に塗装職人としての道を歩まれました。
おじいちゃんもお父さんも 試験官を務めてらしたこともあって 仕事に対してとても厳しい目を持っておられ
修業時代はお父さんの下で働きながら 塗装職人としての技術と心構えを 日々切磋琢磨しながら ひとつずつ着実に掴んでいかれました。 |
|
|
様々な現場に携われば携わるほど 色の配合から定着具合 ハケの使い方ひとつで変わる仕事での発見が 代々受け継がれてきた塗装職人として遺伝子を目覚めさせ 日々、高まり続ける向上心・・・
その結果が 一級塗装技能士、二級施工管理技士 技能競技大会での優秀な成績などとなって 池本さんの中で明確に表れてきます。
『 今だからこそこの環境で育ってきて良かった 』 と 仕事に対して今も尚 追求し続ける 現役で活躍する父親の存在の大きさを実感されています。 |
|
|
長年勤めたお父さんの会社から独立して 2011年に 『 池本塗装 』 として新たなスタート。
若干30歳ながらキャリア15年と 人生の半分を塗装職人として捧げ、その中で得た経験や技術から
『 自分の納得できるところまで持って行く 』 という姿勢が ご依頼を下さったお客様の満足と感動に繋がっていくことを
数々の現場に携わっていくことで 池本さんの中でより確信的なモノとなっていったそうです。 |
|
|
でも実際に塗装職人としての環境は理想とは違い 大手ハウスメーカーからの下請けだと・・・
・ 予算の関係上、良い材料が使えない ・ 納期に追われ作業スピードばかり求められる ・ 必要以上にお客様とのコミュニケーションが取れない
しかも、大手ハウスメーカーに頼むと 仲介が入れば入るほどマージンが発生して 末端の職人さんはどんどん圧迫される・・・
実情をお聴きすると そんなんで本当の良い仕事ができる訳がないと思いました。
どこに頼もうが結局 現場でやるのは職人さんです!
だったら直接、職人さんに相談してみませんか? それも熱い想いを持った職人さんに♪ |
|
|
池本さんは塗装職人としての技術や経験はもちろん 今回の取材の中でも感じた 目配り、気配り、心配りのできる人です。
塗装職人さんと言うと堅い感じがするかもしれませんが 『 あなたの町の身近なペンキ屋さん 』 として 大阪全域、その他近郊で塗装のことなら まず池本塗装の池本さんにお気軽にご相談ください。
どれだけ移り変わっていっても 池本さんのような職人さんこそ いつの時代にも絶対に必要な真の職人さんであると 取材を通して改めて強く感じた一日でした。
取材撮影&文 : とくおか じゅん |
|