シーリング処理が全て終わると義永さんと柳沢さんが、再び進行工程の確認等の細かな打ち合わせを行ない、義永さんは一旦こちらの現場を離れます。
同時進行している現場が多数あり、義永さんはそれらの打ち合わせに向かうとのことです。
(実際、午前中の数時間でも携帯電話がひっきりなしに鳴り、電話の応対だけでもお忙しくされていました。)
ここからはしばらく社員職人である柳沢さんが一人で下準備と施工を進めていきます。
写真はマスキング処理された境界の更に外側を間違って塗装してしまわないように、広い面積に養生シートをかぶせていきます。
これは、ローラーで塗装する時に発生するペンキの跳ね上げによって、塗装をしない部分を汚してしまわないようにする為の下準備でもあります。
さらに足場と壁との距離を確認しながら、ペンキが跳ねるかもしれない部分を見極めながら養生シートが打たれていきました。
結局、塗装される壁面以外は地面も含め徹底的に養生シートで覆われていく事になるのですが、「何か一部分だけを突出させた仕事にするのではなく、一つ一つの積み重ねが最終形になり評価される」と云う考えがスタッフの方にも理解されている事なのだと感じました。
西宮市・外壁リフォーム「光触媒塗装」②へつづく