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今回はええ職人.COMに 新しく入られました方をご紹介いたします。
ハウスクリーニング・清掃業から それに関連したリフォーム、メンテナンスまで
京都山科区を拠点に活動されています 株式会社スマイリーさんです。
この日は現場に直接行かずに まず山科区にありますスマイリーさんの事務所に行き そこで本日の施工内容などを聞き、集合写真も撮らせてもらい
その後、いっしょに 京都市南区の現場マンションまで行きました。 |
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今日は事前に 『 マスクが必要かもしれません 』 と いわゆるゴミ屋敷のような状態と言うことで
かなりの覚悟を持ってマンション一室に入りますと ゴミは撤去されてましたが フローリングや床、カーペットは変色したり腐ったりと この暑い夏の時期ということもあり 部屋全体 独特の異臭が漂っていました。
テレビで見たことはあっても こうやって実際に現場を目の当たりにすると 相当な量のゴミが積み重なり合っていたのではと想像でき
スタッフの方々は、まず現場に入ると すぐにすべての窓を開けて換気をされていました。 |
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こちらはキッチンの様子です。
土やホコリだと思っていたものが スタッフさん曰く、ゴキブリの糞も混じっているということで
一般の方が生活できるレベルを遥かに超えていて 普通に使っていてもこれだけ汚れることはまずありえない状態です。
キッチンだけでなく 洗面所からお風呂場、トイレ、各部屋と 汚れが全体に行き渡っているため
一日だけでは清掃しきれず 今日を初日に3日間かけて行われるそうです。 |
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こちらがスマイリー代表の池田さんです。
元々、工務店、内装会社に勤めてらっしゃいましたが そこで技術や経験を積んでいき 2004年に独立され、その後 株式会社にされました。
実際にお話しさせて頂き 仕事に対する情熱と自分らしさをしっかりと持っておられていて かつ気さくでユーモアもある方に感じました。
スマイリーさんは単なる清掃業だけでなく 内装や外装のリフォーム、メンテンナスなど ハウスクリーニングと関連したケアもされていて
特にキッチン周りは動線を意識した 女性ならではの視点と心配りで お客様に合ったご提案をされているそうです。 |
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他のスタッフさんは手分けして 窓のサッシや、お風呂場、洗面所と 指示を聞きながら手分けして黙々と作業されていました。
池田さんは会社のレクリエーションなど みんなで定期的にごはんを食べに行ったりして
仕事に対する意識だけでなく そうやってチームワークを高めたり 信頼関係を深めたりすることで よりよい仕事ができるような環境を作ってらっしゃいます。 |
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池田さんは後に予定があったため現場を離れられ そのあとはハウスクリーニング歴9年になる小中さんが リーダーとなって作業が進んでいきます。
小中さんは高校卒業後 学生時代からアルバイトしていた新聞配達の仕事で 正社員となって働いておられましたが 転職してこの世界に入られました。
はじめは右も左もわからない状態だったそうですが 現場を数多く経験していく中で 知識と技術を少しずつ試行錯誤しながら身につけていき
ずっと野球少年だったそうで、今はソフトボールと 夏だとバーベキューなどのアウトドアが 休日の良いリフレッシュになっているそうです。 |
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作業の合間に畳屋さんが引き取りに来たり カーペット屋さんが新しいモノを持って来たりと 写真ではなかなかお伝え出来ない時間が流れ 1時間、2時間とスタッフさんの作業が進んでいきます。
清掃業は決して甘いモノではなく 日々、汚れと向き洗い続けていますが ハウスクリーニングが完了した先にあるお客様の笑顔を目指して 何時間もかけて仕事に励まれています。
これまで数多くの現場を経験されてきた池田さんは 『 9割は大変だけど 1割でもこの仕事にやりがいを見出すような そんなことをスタッフには見つけてほしい 』
お客様の喜びがスタッフの喜びに スタッフの喜びがお客様の喜びに繋がる ということを仰っていたのが印象深く残っています。 |
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今日、メインとなった お風呂場とキッチンの清掃が終わりました。
いかがですか? あれだけ汚れきっていたモノが見事に蘇り 『 キレイに洗ってくれてありがとう 』 という言葉が聞こえてきそうです。
今回は一般的な汚れではなかったため キッチンは苛性ソーダを使用されていて 汚れ方や場所によって洗剤も使い分けがあるそうです。 |
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この日は3日間のうちの初日と言うことで 少し時間が余っても次のことを考えて できる範囲の清掃を時間いっぱいまでされていました。
休憩を2〜3度挟んだとはいえ 約8時間もの間、スタッフさんは掃除をし続け
特に今のこの暑い時期とあって 高層階の部屋で時折 風が吹いていたとしても 大変な作業であるということは 今日ずっと見学させて頂きとても実感しました。
しかし、スマイリーのみなさんは お客様の喜ぶ笑顔を目指して 日々、様々な場所をクリーニングされています。
取材撮影&文 : とくおか じゅん |
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