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静岡県静岡市清水区に所在を構える大工職人の二分(にぶん)さんが、静岡市葵区にある個人宅のガレージを施工することになりました。
エクステリアのような駐車場ではなく、木造家屋を新築するのと、全く同じ工法で、駐車場を建設された模様をご紹介いたします。
まず、しっかり実測して、基礎をコンクリートで固めその上に木々を組み上げていきます。当然高所の作業もあるため足場を組んで作業にかかります。
ご覧頂いてお判りのように、I 邸様のガレージは、木造住宅そのものの感じがいたします。 |
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しっかり固められたコンクリートの基礎の上に、屋根などを支える柱が施工されています。
筋交いを入れて、地震に対しても、十分耐えうるように、しっかり施工されています。
足場も組まれており、作業の安全性、効率を考えた作業が進みます。
ガレージなのに、木造家屋の施工をしていきます。あまり考えられないような感じがしますが、施主様の意向であり、車を大切に思われている、施主さんだと感じます。 |
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I 邸様のガレージの工事も佳境に入っていきます。
完成後は、施主様の車は、今、作業車が止まっている方向から、ガレージに入庫しますが、シャッターなどは、付けずにオープンになっています。
普通の木造建築を施工しているように、感じていただけると思います。
屋根を支える柱部分には、全て筋交いの施工がされているのが、判っていただけると思います。 |
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柱を頑丈にするための、筋交いが施工され、その上から、合板を打ち込んで、丈夫で頑丈な柱に完成させました。
その後は、化粧合板を施工して、柱は、完成します。
木造建築では、柱の丈夫さが、大切です。
木と木を組む時に、枘(ほぞ)の技法を使って、しっかり盤石に組み込みます。今回の施工にも、枘の技法がそこかしこに使われています。 |
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最後にガレージの屋根の施工を見ていただきます。
施主様と打ち合わせの結果、屋根は、瓦ではなく、プラスチックの波板を施工することになりました。
色は、明るいブルー色に決め、施工しました。
瓦に比較して波板は、重量が大変軽く、費用も安くてすみますが、将来のことを考えて、施工は、しっかり正確に波板を取り付けました。
大工の二分(にぶん)さんは、お客様のニーズに応え、相談に乗って施工されますので、安心して任せられる大工さんです。 皆様からのご相談を、お待ちいたしております。 |
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