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こちらは埼玉県比企郡にあります 親和建設株式会社さんの事務所です。
そしてこの方が 代表であり大工職人の増田文雄さんです。
今日は増田さんの事務所にお招きいただき 事務所内を一部 施工されるため 増田さんの職人として、一人の人間としての ご紹介をさせていただきます。 |
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一枚目の写真は外から。 そしてこちらは中から。
丁度、パソコンなどが置いてある 二階部分のお部屋の窓にあたるのですが 増田さんの会社事務所は広い分 風を避けるような建物が周りにないことから 冬の時期は特に風が入り込んで寒いそうです。
しかし、増田さんは 隙間を埋め、中にも木の引き戸を設置したことで 風が全く入らないように施工されました。
これは一般住宅のリフォームなどにも応用でき いつも頭の中でそんなアイデアが浮かんでくるそうです。 |
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次に表道路に面した枠に サッシとガラス扉を取り付けるそうです。
増田さんは現在 67歳。
7人兄弟の6番目に生まれ 長女のお姉さんとは20歳の差があって 幼少期はかなり可愛がってもらってたそうです。
中学卒業後 地元 千葉県で大工職人の世界に入り
『 見て覚える 』 という環境が当たり前の時代で 厳しい親方や先輩の指導の下 同世代の人らと住み込みながら修業されたそうです。 |
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サッシ、扉と順調に取り付けが進み 開閉のスムーズさを確認。
簡単に見える施工も 半世紀にもなるご経験を持っておられるからこそで
5年間の修行のあとはステップアップのため 東京の専門学校へ行き 建築業界の勉強を更にされたそうです。
その後は建築会社に就職して 現場管理業務を4年 経験を積み重ねていき平成3年に独立。
単なる現場の職人さんではなく 増田さんは建築に関わる様々なことをご経験されているため 広い視野で仕事に向き合える職人さんです。 |
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こちらは一階です。
元々、事務所として使っていた場所ですが 地域の人たちとの交流を深めることや 増田さんが事務所にカフェなども併設したいという 想いがあったことからカラオケのステージを造られました。
電気の配線からライトから すべて増田さん一人でされたそうです。
増田さんのおじさんが大工職人だったそうで 小さいころから自分でおもちゃや机なども作って 自分なりに創意工夫しているのが好きだったと。 |
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こちらのカラオケのステージも 元々はもっと低かったそうですが
利用者さんのご意見からステージの高さを上げ 黄色いラインを入れて より気分よく歌えるようにしたそうです。
こちらの階には現在カフェスペースも施工中とあって 今はご自身でいろいろと料理を作っていて
大工仕事で試行錯誤するように 料理も作ってみると発見があって面白いし、奥深いと とても楽しそうに話してくださいました。 |
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増田さんのスタイルは まずお客様の想いをしっかりと聴いてご提案し 『 住みやすい、使いやすい家を造ること 』 だそうです。
新築、マンション、鉄骨、木造 リフォーム、電気、ガス、クロス、カーペットなどなど・・・
埼玉県岩槻市、東松山、飯能、所沢、和光 地域をメインに その他の近隣の地域でもまず連絡して 家のことなら何でも気軽にご相談くださいとのこと。
これからの目標ややりたいことを話していただき 終始笑顔の絶えない取材でお人柄が表情に表れている そんなつぶらな瞳がポイントの増田さんでした。
取材撮影&文 : とくおか じゅん |
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