今回の工事では押入れの施工も同時に進められて行きましたが、此方は少し厄介でした。
押入れの天井部分を切り取ると屋根裏であるコンクリート壁(躯体)が露出しました。
当然ながら断熱対策は施されていませんし、湿気の温床でもあったようで鉄の素材が腐食して錆が発生していました。
ここにも結露防止対策として発泡ウレタンが吹きつけられます。
天井以外には壁の三面が外壁(躯体)に面する構造ですが、内壁に貼られていたクロスが浮き、いかにも結露の影響を受けているのが分かる状態でした。
橋本さんの云われるとおり、頻繁に結露が起きていたようでカビも発生している無残な状態!(写真下)試しに指で触ってみるとかなり水分を含んでいるのが確認できました。
こういった場合は
「DAT工法」が完璧な施工法としてお勧めなそうですが、管理者様と相談の結果、DK工法でウレタン充填をした後に、既存の内壁に更に石膏ボードを被せて貼り付けてからクロスで仕上げるという事になったようです。