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少しだけ肌寒さの残る季節に、京都市山科区の戸建て住宅の現場にお邪魔致しました。
今回は、集積木材で製作された家財に塩ビ素材のダイノックシートを施工されます。
集積木材は寄せ木で一枚板を作っているため平面に筋状の凹凸が残りやすいので、
パテで施工面の平面性を保ちます。
少しだけ肌寒さの残る季節に、京都市山科区の戸建て住宅の現場にお邪魔致しました。
今回は、集積木材で製作された家財に塩ビ素材のダイノックシートを施工されます。
集積木材は寄せ木で一枚板を作っているため平面に筋状の凹凸が残りやすいので、
パテで施工面の平面性を保ちます。
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滑らかな下地にプライマー樹脂(油性)を塗布します。ダイノックシートの糊が
剥がれないように隅々の細かい部分を塗ります。
滑らかな下地にプライマー樹脂(油性)を塗布します。ダイノックシートの糊が
剥がれないように隅々の細かい部分を塗ります。
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ここでは、テレビ台の天板に施工します。広い平面は気泡を残さないように慎重に貼り、
コグチは角部分の重なりに注意が必要です。
ここでは、テレビ台の天板に施工します。広い平面は気泡を残さないように慎重に貼り、
コグチは角部分の重なりに注意が必要です。
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1段目が仕上がり2段目となる板材と比較すると施工した天板は、黒色で材質表面が毛羽
立つ素材のシートのため豪華に見えます。
この折角部が折れの伸びで白くなるのでヒーターの熱で黒色に再現します。
1段目が仕上がり2段目となる板材と比較すると施工した天板は、黒色で材質表面が毛羽
立つ素材のシートのため豪華に見えます。
この折角部が折れの伸びで白くなるのでヒーターの熱で黒色に再現します。
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仕上がり具合をチェックし、落ち着きのある黒色の二段棚のテレビ台が完成しました。
仕上がり具合をチェックし、落ち着きのある黒色の二段棚のテレビ台が完成しました。
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こちらは、階段の天板のシート施工です。
格段の入角(イリズミ)部分はベッタチをガイドに使ってカッティングします。コグチ
の細部は剥がれないよう慎重に貼ります。
こちらは、階段の天板のシート施工です。
格段の入角(イリズミ)部分はベッタチをガイドに使ってカッティングします。コグチ
の細部は剥がれないよう慎重に貼ります。
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階段では回り込み段の三角部分や手すりでシートの柄合わせやコグチ仕上げが困難です。
階段では回り込み段の三角部分や手すりでシートの柄合わせやコグチ仕上げが困難です。
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統一された柄で均整のとれた階段が仕上がりました。
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さて、洗面台にダイノックシートを貼っていきます。まずは、天面からシワと気泡に注意
して作業します。
さて、洗面台にダイノックシートを貼っていきます。まずは、天面からシワと気泡に注意
して作業します。
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取り付け場所に合わせた切り込み加工があるため、細かい細工貼りを伴います。
取り付け場所に合わせた切り込み加工があるため、細かい細工貼りを伴います。
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洗面台の形状がトンネル構造のため、天面の次は内側の左右側面を貼ります。
洗面台の形状がトンネル構造のため、天面の次は内側の左右側面を貼ります。
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次に外側の左右側面、前面の上下部分、内面の底面の順に施工していきます。万が一家具
を引きずると底部の巻き込みが剥がれやすいので、誂えの取付け家具にダイノックシート
を貼る場合は注意が必要です。
次に外側の左右側面、前面の上下部分、内面の底面の順に施工していきます。万が一家具
を引きずると底部の巻き込みが剥がれやすいので、誂えの取付け家具にダイノックシート
を貼る場合は注意が必要です。
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今回のダイノックシート貼り施工は、テレビ台天板・階段・手すり・洗面台・のぞき窓枠
を仕上げました。仕上りを確認した白川さんは充実感が溢れていました。
今回のダイノックシート貼り施工は、テレビ台天板・階段・手すり・洗面台・のぞき窓枠
を仕上げました。仕上りを確認した白川さんは充実感が溢れていました。